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超短編小説〜長州力物語
第3章 自問自答
長州はふと考えた。

こいつは確かに人間離れしているが、人間ではないこと。
そして相手が蛇口であれば元栓を閉めてしまえば勝負そのものは自分の勝ちではないかと…


そうこう考えているうちに、蛇口は目前まで迫っていた…


辻アナ「ああっと!!倒れる長州に蛇口が襲いかかる!!」


長州「蛇口!この野郎!!」


マサ「長州、腕をまわしてラリアットに行くんじゃないですか?」


辻アナ「ああっと!長州!蛇口に向かってリキラリアット炸裂ぅ〜!弾丸ライナー!!」

「蛇口が回転する!!ぐるぐる回る!これ以上まわったら壊れてしまぅぞぉぉ〜」



長州はここで気づいた…
元栓を閉めても本当の勝ちにはならない。
蛇口を開いてこそ本当の勝ちだと…

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