長編 Bデビューさせる? 刹那は我が家の家族になってから、すくすく元気になり今では痩せていた体はある程度肉が付いて健康状態が良い。 元からフォーリンタイプなので、大きさはせいぜい中くらいだ。 「ニュゥ」 そして鳴き声、まさに猫なで声だ。 小さな声だが鈴の用な透き通った音色だ。 「おぉ刹那、どうした?」 「ニャゥウ」 どうやらお腹が空いたようだ。 「そういや兄さん、刹那をさ看板猫デビューさせねぇ?」 ご飯を与えているとライルが乱入だ。 「はぁっ!?まだ早ぇだろう」 「大丈夫だって、それに早く慣らした方が良いだろう」 「じゃぁ…先ずは外を覚えさせるか?」 “外”と聞くと刹那のカッパーの瞳は輝きだし、興味があるようだ。 「そうと決まれば、リードを買わなきゃな」 と言うことで、ライルと俺で刹那の為にリードを買うことになった。 ─────────────── 何気に続きます← [*前へ] |