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平凡な日々に亀裂を…(長編)
竹中拐えって頼んだのは………お、れ!!だからな







ってことで、上田に来たわけだが



「…………眠い」


「そんなことはどうでもいい!!早く私を半兵衛様の元に連れていけ!!」



「あ〜うるさい!!叫ぶな!!こちとら仕事帰りで疲れてんだよ!!」




………あぁ、喉いてぇ


とりあえず、ドアから上田に来たはいいが……

多分、ここは物置……かな?




うぅ、もうやだ…仕事帰り直行で尚且つ石田三成連れて歩くの…
だって幸村以上に………煩い!!
                                                        


とりあえず、物置から城に向けて黙々と歩く…………

だって俺も三成もしゃべらないかr



「貴様……上田の兵か?」



訂正!!
こいつ喋った!?



「えっと……いや、そもそも俺は軍に所属してないよ…興味ないだろうけど一応、俺は翔な」



「ふん、覚えておく」



「え!?なぜ!?」



コイツの事だから家康以外覚える気がなさそうなのに……?



「強い人材がいれば報告するようにと半兵衛様が言っていた」


「なっなるほど〜〜



「ところで、」


「ん?何だよ」



「軍に属していないのに何故私や半兵衛様を知っている?」





ヤバイ〜〜〜
ここで言ったら絶対ややこしくなる〜〜


特にコイツの場合、天下については禁句だな










さて……どう切り抜けよう〜?









「え〜と…………」



「どうした、早く答えろ……拒否はない!」



「拒否はないって……

                                                        
さぁマジでどうすっか……

ここで
さっきまでいた部屋は未来で俺は未来の人だ

なぁんて言っても信じてくれそうにねぇし……



ましてここは落ち着いて話せる場所ってわけでもねぇし……




「え〜、」


「あれ?翔ちゃん!!??」


「さっ佐助!?なんでここに」



「なんでここにって
ここ上田だからね」



「あっ、そっか〜」




………なんか和んでしまった(笑)久々に佐助見たよ〜〜

なんか俺の家に居るときほどユル〜くないな



「そういえば拉致ってきた「はっ!?そうだ!!貴様半兵衛様を何処に隠したーー!!!」


「えっ!?ちょっ!?」



「あ〜ぁ





すっげぇ〜♪

だって三成の攻撃を佐助が全部かわしてんだぜ!

三成かなり早いのになぁ〜
さっすが忍者ってとこか……




「ちょっ!?翔ちゃん!!なんか感心してないで!とっ止めてよ!!」



「あっわりぃ〜…はぁ、石田ー!!」


「なんだ!!!」


「竹中拐えって頼んだのは………お、れ!!だからな」



「…………………………………………なっ!!?貴様っーー!!」











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あきゅろす。
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