平凡な日々に亀裂を…（長編）
第五話 俺はしつこいよ？
う〜ん…
薬のおかげで大分楽だけど…
ナチュラルハイな気がする(笑)
「たっだいま〜♪」
………しーーーーーん
「虚しい奴だ…誰も居ないのだ…返事が帰ってくるはず無かろう」
「……そうだな
なんかスゲェはずか「あっ翔ちゃんお帰り〜」……はい？!」
「……なぜ貴様等が此処に居るのだ？」
「翔殿??毛利殿?どうかしたので御座るか？」
「いやいやいや、だからなんで居るんだって!？帰ったんじゃ…」
「Ah〜?んだよhoney〜俺等は居ちゃいけないのか？」
「いやそんなことはねぇけど……って政宗まで居んのかよ!!?」
「翔ちゃん、向こうに鬼の旦那と片倉の旦那もいるよ?」
「…ありゃりゃ、なんでみんな帰ってきちゃった訳？」
「某は戻らぬ方がよかったので御座ろうか…」
「え!?へっへこむなよ!なんつーか…もう戻らねぇと思ってたからさ､幸村がまた来てくれて嬉しいんだぜ?だから落ち込むなよ!」
「うっ…翔殿ーー!!」
「Be quiet!真田幸村!!」
「翔、こやつ等は放っておいて早く向こうの部屋に行くぞ」
「そうだな、こいつ等二人してうるせぇし〜」
「honey!?置いてくなよ!!」
……………この長くもねぇ廊下を移動すんのに
ぞろぞろと……
なんだよこれ
しかも蒼紅に挟まれて歩くって…狭いっての!
「よぅ翔〜!具合はもう平気なのか?」
「あっ元親!…おぅ♪
あーってかさっきは悪かったな」
「ハッハッハ!気にすんなって〜具合悪い奴にしつこくしてた俺がわりぃんだからよぅ！」
「さっすが〜♪」
まぁ、端っから元親が気にしてるとは思ってねぇけどな
っと…それよりも厄介なのが居るんだよ
さっきから俺と目も合わせてくれない人がさ……
「なぁ〜片倉さん？」
「……なんだ」
「俺さ、気にしてないよ？」
「ぅっ……あぁ」
「政宗〜どうしよう片倉さんに嫌われた〜〜」
「小十郎〜honeyがこう言ってンだぜ？
うじうじ気にしてんじゃねぇ」
「しかし…」
まだ目を合わせてくれませんよ
この堅物〜
見ててこっちがイラつく〜
だったらさ
目を合わせちゃえば良いんだよな…
強行突破（？）だ!!
「……………（じーー）」
只今片倉さんの目の前に座って見つめ中
周りの目がいたいぜ!
あとぎゃーぎゃーなんか言われてるけど気にしない!!
「いい加減に目ぐらい合わせてあげれば？
片倉の旦那…?」
「それにしても何故片倉殿は翔殿と目を合わそうとしないので御座りますか？」
「あぁ〜あん時オメェのびちまってたからな…」
「かーたーくーらーさん!!」
「だから…なんだ?」
「こっち向かないと」
「向かねぇと……なんだ？」
「政宗をシバく！」
「Ｗｈａｔ!?
まさかの俺かよ!?」
「そ！政宗」
うんうん､
思いっきりとばっちりだよな〜
さてと…どうする片倉さん!
「政宗様はそんなに柔じゃねぇ…
というか関係がないだろ…」
「きっ効かなかった……」
「翔…別に放っておけばよかろう?」
「それは、やだよ」
「What?」
「…とにかく！嫌なもんは嫌なんだよ！」
ん〜なんか
なんか良い方法ないかなぁ……
うーん
あぁこれならこっち向くかなぁ
……確実に怒られるけど
仕方ないか
「なぁ〜片倉さん」
「だからな「こっち向いてくんないとチューするよ？」
「「「「「……は？」」」」」
「あっ♪やっと目があった〜」
「…はぁ、翔お前はなぁ」
……………やっぱり怒られた
幸村は固まったと思ったら
叫んでどっかに?
たぶん帰ったよ(笑)
「おぃ？聞いてんのか翔」
「…もう十分だって〜それに悪いのは片倉さんだし!!ねぇ元就！」
「あっあぁ……」
「つーか総出で冗談を本気にすんなっての！
それに俺が話したかったのこんな事じゃねぇし!!」
「え〜と、何について話したかったの翔ちゃん？」
「んなの決まってんだろ…」
「だから、なんだってんだよ？」
「お前等……」
「もう家に来んな…」
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なんかスゲェはずか「あっ翔ちゃんお帰り〜」……はい？!」