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平凡な日々に亀裂を…(長編)
第三話 予想通りの




さて質問1だ
俺の回りには今何があるでしょう?








                                
答えは
気絶した兵士さん(?)の山(笑)
が在りまーす



質問2
何でこんなことになってるのでしょうか






                                                
答え
「曲者だーーーー」
やら
「捕らえろーー!!」

だとか騒ぎながら斬りかかってきたからでした




質〜問3

俺は今何処にいるでしょうか





                                                



答え〜
知らん!!!!


出来るなら俺が聞きたい!!
しいていうなら城の中だっての!




最後の質〜〜問
俺は今何をしているでしょうか?






                

答え〜
城の中を逃走中
めっちゃ走り回ってるぜ…





あっ、囲まれた……


にしてもなぁんでここにこんなに人が集まっちゃったんだかな〜
                                
あはは俺のせいか


ハァ、男が一つの部屋にこんなに集まると気色わりぃ……




「貴様何処の者だ!!」


「何処って、んなもん俺が聞きたい…
てか此処何処かもわかんねぇ奴が一人で攻め込むかよ…アンタ馬鹿?それとも阿呆?」


「きっ貴様!!」



斬りかかってきやがった
俺仮にも武将倒しちゃう人なんだけど〜

ふん、まぁ武器刀一本で余裕でしょ〜



                                                
==二分五十秒後



よっしゃー!!
カップ麺より早く片付いたぁ♪


あっ、


「ねぇ、天井にいる人〜バレてるから出てきたら〜?」



………………………


あっ、気配が消えた…
つまんなぁい!!


ってかマジここ何処だーーー!?

うん。今のやり取り10秒♪


カチンッ!
                                 
久々に刀使ったなぁ〜
ぜーんぶ峰打ちだけど
うわぁ、俺ってやっさし〜♪




ヤバイハイテンション!

もっと動きてぇー!!
肩慣らしにもなんねぇよこいつ等じゃ!





アハハ………にしてもマジでここ何?
どう考えても現代に見えねぇし…城だし
何より色々古い……

外に出たいなぁ〜












ハァ、なにこの城〜広い〜〜
もう疲れた!!



ダダダ………
なーんか嫌な予感…






「いたぞーー!!」
                                
えーっと……マジで?


ヤバイ正気になったらクラクラするよ〜

熱上がったぜ…オイ


「だーかーらー、追ってくんなー!」


俺今…階段上りながら叫んでるんだけど頼むから馬鹿なんて言わないでー!!




………もういい!!       
追ってくんならまとめて相手してやろうじゃねぇか!!!


ってことで近くの部屋に……

あれ?誰か居……
                                                

「あぁーーー!!」


「っ!?きっ貴様!何故ここに…」

「っ〜〜〜〜!!元っ、就ぃぃぃ!!」


バフン!!



………ごめん
意味もなく引っ付いた
ってか、勢いあまって転けたんだよ!!


うわぁ、緑の着流し(?)
なんかこの人無茶苦茶違和感あるんだけど〜


うーーー
頭痛い…






「……。もっ!!?元就様ーー!??」


「っ翔!!解ったから少し離れぬか!」


「うぅ〜〜?」


「っ着物が脱げるであろう!!」



「う〜と、んな事知るかー?
とりあえずいきなり帰りやがって!
あとここはいったい何処なんだちくしょーー!!」



今日何度目の「ここ何処」だよ!?あぁー喉いてぇ…



とりあえず元就から離れて

………………??
なんでだろ?
視線が痛い気が




「ククッ…翔、貴様は我が誰だか知っておろう?」


「ぇ……うん……。!?ってことは、ここ高松城!!?」


「…その通りだ」



へぇ〜〜
ここが高松城〜
たかまつ……!?




「何なのだあやつ(ヒソヒソ)」



「ハァ、貴様ら邪魔だ……出ていけ」



「しっしかし…この者は一体?」

「元就の友人の翔、です」


「ゆっ友人の!!!!???」



「翔!?……もうよい貴様らは早く出ていかぬか!」


「もっ申し訳ありません!!」




部下の人居なくなったはいいけどなんか悪いことしたなぁ


あっ、今んな事考えてる場合じゃなかった!



「…??……!??」


「……おい」


「……???…!!…?」


「…翔!」


「………!!!!?…!!…?」


「翔、貴様何を先程から一人百面相をしておるのだ?面白い顔になっておるぞ」


「はっ!?……っ〜…見んなよ!
混乱中なんだからさ!」







とりあえず…………
戦国時代にやって来ましょ



……………どうしましょ??








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