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平凡な日々に亀裂を…（長編） 第三話 なんでいるんだよ!? あ〜くそっ 俺としたことが…… 素人の気配に気づかないなんて な〜にが気にかかってんだか…… まぁ、はじくことぐらいできるがな あ〜あ､振り向きざまはキツいかな バキュン!! 来た!! シュンッ!! パキンッ…… はぁ!?何のお… あっあれ?なっなんで……? 「………なんで居るんだよ!?」 いきなり視界が揺らいだと思ったら… 黒い霧から人がでてきて?? 弾きやがった… この登場…… なんで彼奴が 「んも〜… 俺様心臓止まりそうだったよ〜〜こんな鉄砲…」 「なんで佐助がここにいんだよ!?家からかなり遠いだろ!」 「翔ちゃん?? 今はその話は後ね…… で?あの人達どうすんのさ?」 「どうすんのって…殺っちゃうけど それと先に外で出て待ってろよ？ なにかしら聞きたいからさぁ」 「なにかなぁその笑顔……黒ーい」 「はっ、気にすんなって…」 シュンッ!! よし消えた消えた… あ〜あ､変なもの見てびびっちゃってるよ 汗だらだらだねぇ…… 可哀想になってきたなぁ〜 「な〜んでうちの社長さんなんかに対抗しちゃンだろうな……」 「まっ待て…金なら」 「金ねぇ……どうせ汚い金なんだろうし いくらだしても無理だね… それにあんたらの会社売って金つくったって足りない…………… じゃどうか安らかに〜」 ザクッ… 「………で?」 「翔ちゃ〜ん…空気が重いよ…」 「話をそらすな…… なぁ?佐助〜?なんで君…いるのかなぁ?俺のお仕事見ちゃったし〜？」 「えっ、翔…ちゃん? 武器なんて構えちゃってどうしたのかな」 「チッ……すこしはビビれよなぁ… つまんねぇ｡どうせ幸村の命令だろ…」 「びびれって…… よくわかったね… まぁ俺様も気になってたから…」 まぁ要するに 佐助の話によるとな… 俺がキレて出てってからかなり空気が重くなって 元親が元就を、幸村が政宗を 殴ったらしい…… くくっ、痛いだろうなぁ〜 んで、幸村が佐助に俺が何処にいくか見張れって命令したんだと〜 ……ふっ、家に帰ったら覚えてろよ幸村 「ハァ、 言っておくが俺まだ帰らねぇからな…」 「おいおい、まだ怒ってんのかよ〜 翔ちゃん?旦那達みんな…」 「怒ってねぇよ〜､しいて言うなら……なんつーか…気分だな」 「気分…ねぇ｡ あんまり心配かけないでよ〜鉄砲向けられてるの見たとき俺様どうしようかと思ったよ」 「あーごめんな… まぁ、帰ったらアイツら脅しといてよ…すげぇ怒ってたって」 「ハァ、まぁ了解っと!なるべく早く帰ってくるんだよ?」 「はいよ〜…オカン」 「翔ちゃ〜ん?俺様も怒っちゃうよ〜〜」 「……わっわりぃ! 謝るから黒い笑顔で迫ってくんな!」 「いゃ〜､俺様男なんだよ〜って いい加減に教えないとなぁと思って…いつもいつもオカン呼ばわりじゃねぇ…」 ヤバイヤバイヤバイ!! 後ろ壁だって!! 近い近い近い!!!! 死にそう……っ 「…………ククッ､そ〜〜んな顔しないの｡翔ちゃん案外初だねぇ､かぁわいい〜」 「………………うっさい!! 佐助の阿呆!!早く帰れー!!」 「ごめ〜ん､ついね!じゃ、俺様退散しますよ♪……くくっ」 タッタ……シュンッ!! なにがしたかったんだあの野郎! ……変態なのか よっぽどの物好きなのか 政宗といい佐助といい…… あっ、俺…馬鹿にされてんのかな?? 「……さてと、報告しなきゃな…」 『（ガチャ…）あら、どうしたのかしら翔君?』 「報告っすよ……依頼完了致しました〜後は他の奴に任せていいッスよね」 『流石翔君…あんなこと言っても仕事は早いわね〜｡報酬は振り込んでおくわ…』 「まぁ何でも屋ですからね〜､それと、死体の量多いんでよろしくッス…」 『分かったわ…ご苦労様…』 ガチャ…… さてと、明日帰るか…… ホテル探さなきゃな ［*前へ］［次へ#］  |