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平凡な日々に亀裂を…(長編)
あ、いま絶対佐助不審な顔した





あぁ…とっても静か…



あいつらがいないってのもあるけど、時代が時代だからかなぁ。
無音だってわけじゃないけど、無駄なざわつき喧騒が無いというか…



まぁ、俺の家のある場所も静かといえば場所を選んでるわけだからそうなんだけど。




目をつぶって息を大きく吸う。
なんか満たされてる感覚、気持ちいい…かも。








「あの…翔ちゃん?
やっぱり布団…」



「……………?」





あ、いま絶対佐助不審な顔した。
…というか、呆れたって感じかな?




「…………………………ん〜、なんだよ」



「あれ、一体どうしたのさ?
そんな抜けきったようになっちゃって」



「ん〜、べつに〜…」



「嘘デショ…
そんなに気を張ってない翔ちゃん初めて見たよ?
ゆるーいし、今なら直ぐにでも殺れちゃいそ」




「あはは…
…なんだよ、んなこと考えてたのか?
まぁ、それもいいかもな…
誰も知らないような場所で、穏やかに…なんていうわけねぇだろ!!!




「ぁ…プッ
クク…
冗談だよ〜、そんなこと考えるわけなじゃんか?」







笑いになりながら寝転がってる俺の横に座った佐助はなんだかちょっと楽しそうだった。

そういえば、佐助…
うち来てから相当表情豊かになったんじゃないか?

初対面の時なんか能面みたいな顔してたのに、今はなんか…


自然に、違和感がない感じかな…






なんか、いいな…
佐助のこの笑顔




「今度はどーしたの?
なんか笑っちゃって〜」



「ふふ…なんでもねぇよ
佐助だってゆるんだ顔してるぜ?

いいのかよ、優秀な忍頭がんなのんびりしてて」




「ん〜、いいの!
俺様の部下は優秀だからね〜
いつも忙しく旦那に働かされてるんだからたまには翔ちゃんとのんびりしたってバチ当たらないって」




「ふぅん……」







ダダダダダ………ダダダダダダダダダ!







あ〜、足音でわかるよ…

もう風呂上がってきたんだな……







って!?
人数多くねぇか!?














確実に一人二人じゃねぇぞ…
何が来たんだよ…


























































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あきゅろす。
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