平凡な日々に亀裂を…(長編) 自殺行為かよ!! 「悠…ちぃとこっち来いや?」 「なっ、なんでオレが行かなきゃなんねぇんだよ」 お〜… 動揺してやんの(笑) まっ、新しい瓶を開けようとしてた手は止まるは 名前を呼ばれたら肩はビクッと震えるは 悠の心情が手に取るようにわかるなぁ… だって片倉さん雰囲気とか色々が超こぇもん(笑) そりゃさすがの悠もおどけらんねぇだろうな… 自分に落ち度があるわけだし〜 「ほら、政宗… そこにいたら悠が行けねぇだろ? 早くこっちこいよ?」 「all right ♪ 悠、forget about it〜HA!」 うわ、forget about it…ってか♪ たしか意味は…‘なんとかなるさ’ さて、悠は怒ってる片倉さんをなんとかできるのかねぇ〜(笑) ……パタン… ん〜暇になってしまった 悠が説教食らってる間ゲームでもするかなぁ〜 久しぶりに… 俺こいつらが来ちゃう前はかなりのゲーマーだったし(笑) 寝ようにもなんだかテンションが高くて寝れる気がしないし もうここまで起きてたらオールしちまってもいいかも… どうせ厄介な仕事も終わったわけだし社長からはかなりの報酬もらえるし 今のとこ仕事入ってないし えぇと…… プレステは何処にしまったっけなぁ〜……… ガサガサ…… ん〜…ない プレステなんてそう無くすもんじゃないと思うけど……ない ってかあれがないとゲームができない! 「なにやってんだ翔? んなとこでよ…」 「なぁ政宗、こんぐらいの黒い箱みたいなの知らねぇ? 」 「What?……黒い箱…黒い箱…… Ah〜それならそこだぜ?」 そこ? そこって 「なんでプレステを台所に置くかー!?」 「huh、そこに…ぷれすて?…ってのをおいたのは小十郎だぜ? 」 まさかの片倉さん!? なにと勘違いしたんだあの人は!? ってかゲームと言う名の電子機器を水気の多い台所に置くなんて …… 自殺行為かよ!! 確かに埃たまってたけどさ… 部屋の掃除してくれたのはありがたいけどさ… もしかして、ゲームを壊そうとするとか俺喧嘩売られてんの…? 「おい さっきからあんたなにブツブツいってやがるんだ?」 「………口に出てたとかこれ以上ない不覚だな ってことでゲームするぞ政宗♪」 「アンタの、ってこと… の意味が全くわからねぇ」 「ほらほら、んな細かいこと気にしてないでやるぞ……… いや、殺るぞゲーム!!」 「……ok…よくわかんねぇがうけてたつぜ」 [*前へ][次へ#] |