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平凡な日々に亀裂を…(長編)
第二話 体力の限界を感じた日


                              
「翔殿ー………!」


「だぁー泣くな!
ごめんな幸村もう少し遊ばせといてくれ……」



「HAHA!最高にcuteじゃねぇか!!」


「ゆきむらうごいちゃだめー!えへへ、あとでまさむねもむすんであげるね〜〜」


くくっ…
政宗が無茶苦茶嫌な顔した


あーぁほんとに幸村泣きそうだしたしかに男が髪に花つけてみつあみは嫌だよなぁ……


まぁ、あそこだけ長いのがわりぃな………



「なぁー翔…俺ぁいつまで志紀を持ち上げてりゃいいんだよ……?」


「ヤダー!まだおろしちゃだめ♪」


「ハァ……しゃあない、ほら志紀くん〜ジュース飲もう〜??」



「のむ〜〜翔おにいちゃ〜〜ん!」



「なんd…ッ!!!」


「翔ちゃん!!大丈夫?!」


うん……痛かった
志紀くんがジュースのむって言うからわざわざ元親の側まで立って行ったのに……ジュースもってさ

抱っこされたまま抱きついてくるから変な方に体捻ったぜ……
ゴキって!

ジュースはこぼさなかったよ!!
俺えらい!!



「……おっおい!大丈夫か〜翔??」


ただいま頭抱えられたまま元親にくっついております…………


痛いよ……痛いよ志紀くん!!
子供だから手が出せない

なにより片手がふさがってるからな


くそっ誰か助けろよ……



そういえば凄いなつかれようだな…
打ち解けるの早すぎだろ…





「ったく、なにしてんだ翔」


「うっ!?
あっありがと片倉さん……」



以外や以外今まで全く喋らなかった片倉さんが助けてくれたよ〜



「ってか佐助は!!あの野郎一番近くに居たくせに!!」


「猿飛ならあっちだ……」


「あっちって……………えっ?」


政宗と幸村が一生懸命髪ほどこうとしてる横で佐助が亜也ちゃんに追い詰められてる〜〜(笑)

亜也ちゃんすごい笑顔〜〜
佐助は顔は笑顔だけどひきつってる……

もうあるいみ絶体絶命みたいな



「なぁー翔〜?あれ、助けないのかぁ?」


「流石にあれは猿飛が惨めだぜ…政宗様もあのような……」


「翔おにいちゃんジュースーー!!」


「あはは……ごめんな志紀くん、はいジュース」



俺的にはまだ見てたいけど……
二人があまりにも可哀想な目で見てるからなぁ〜〜




あっそうだ
暇だしお弁当作って外行くか外!!


「なに見てるのさ……もう俺様ヤダ〜」


「ごめんごめん
……ほら、亜也ちゃ〜ん、ジュース飲もう〜?」



「いや!!さすけのかみも、結んであげるんだもん!」



「つーことで、佐助頑張れ〜〜…


あは、冗談だよ!亜也ちゃん?後でお出掛けするときに俺の髪結んでくれない?」


佐助がめっちゃ泣きそうになったなぁ〜〜
もっと亜也ちゃんにやらせてもよかったが……
可哀想だからなぁ(笑)



「ほんとに?」


「うん。ほんと!
でも、俺と佐助はやることあるからさ……
それまでジュース飲んで待っててくれよ?」


「うん!!」


いいお返事で…
ハァ……ある意味捨て身だな
                              
「ってことで、片倉さんと元親と………あ〜大丈夫か〜二人とも?大丈夫なら幸村この子逹よろしくなぁ。んじゃ、佐助と政宗はついてきてくれ〜〜」



「ah〜?俺もかよ」


「嫌ならいいよ……佐助と二人でやるからさ〜〜」


「What? それを早く言えよ!」




?……何をだよ
さてと、お弁当なにつくっかなぁ
卵焼きと簡単に唐揚げと…………




「で?何すんのかな翔ちゃん?」


「お弁当作んの!
一人だと大変だからさ〜。
佐助と政宗はおにぎりよろしくな
……って政宗大丈夫か〜?」



「Don't Worry……」




…………
………………


なんでだろう……佐助はいいとして……


おにぎりを握る政宗って滅茶苦茶違和感ある………


しかもきれいに三角……





「んじゃ、これぐらいでいいか〜」



「これくらいって……俺様こんな大量のおにぎり握ったのはじめて」



「俺だってこんなに卵焼き作ったの初だよ……って政宗食ってるし!!」


「ッ!!!ゲホっ………いきなりでけぇ声出すなよhoney
ビックリしたじゃねぇか!!」



いやいや、政宗がおにぎりつまみ食いしてたことに驚きだから……
あんだけ朝飯食ってんのに…
こいつどんな胃袋してんだよ!!



「もういいや、じゃあ、佐助と政宗はみんなと着替えといで〜」



う〜ん、流石に甚平やら浴衣やらで出掛けんのはね…

普段は構わないけど……


「さてと…俺も着替えないとなぁ……」
         
      
クイッ……          
あれ?誰かが服の裾引っ張って…                    

「翔おにいちゃん…髪〜」


「えっ?亜也ちゃん?どうしたのかなぁ〜〜」








あぁ…泣きそう
俺に対して超笑顔な亜也ちゃん…それをニヤついた目で見てる元親と政宗……
あはは〜〜!後で覚えてろよ……

んでもって、哀れみの目で見てくる佐助と片倉さんと元就……
んな目で俺を見るなぁ!!!


極めつけによく分からないうきうきした目で見てくる幸村!!


なんでそんなに楽しそうなんだい幸村君?(笑)




さぁ、これからお外だーー
その前にこの危機どうやって抜け出ようか〜〜













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