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平凡な日々に亀裂を…(長編)
足丸出しじゃねぇか…












……………うん


俺の仕事の話はハショルよ?









「……ってのが今回の俺の依頼された内容。
わかった?
べつに花魁みたいに体なんて占いの…」



「huh……
つまりは酔わせて吐かせるってわけか…」



「ん〜…なんか言い方汚いけど、そうゆうこと〜」





酔わせて吐かせるって…
嘔吐物的な……





…………って、やべぇ!?

もう6時じゃん



俺の今日いく仕事場の開店が8時から…


ここから車でも一時間近くかかるってのに……





これはまずいだろ




さっさと着替えて化けねば(笑)




「遅刻しちまうからさっさと着替えねば…
よし、政宗、ドレスとって?」



「おう……ってまてよ!?」



「え?
…いやいや、そこにドレスあんだろ?」



「翔、お前は女だろう?
人前で堂々と着替えるなんて男でもそうそうしねぇことだ…
そもそも、はしたねぇとは、」



「お小言は後にしてくださーい…
ってかべつに女だって分かってんだからもうよくねぇ?」




「女だからよくねぇんだ!!」




「あ?んなこと
……うおっ!?」





政宗に怒鳴られたと思ったら、行きなり浮遊感がして〜……




はい、ブラックアウトしました〜




「………とっ
…ん?あれ〜…俺の部屋?
何で俺の部屋にいんの!?」



「(フッ……)」






はい、完璧にパニクってます(笑)

だって、瞬間移動しちゃったんだもん!!














どうやら、時間がないってのにモタモタしてたから強制的に運ばれたみたいだ



なんか…すげぇな(笑)








「でもあれ?
今風魔さん笑いました〜?」



「(フルフル)」





うーん…

声ってよりも空気が漏れたような音がした気がしたんだけどな…?



「絶対聞こえたんだけどなぁ…
まぁいいや…
さぁて着替えて…………ってドレス取りにいかなきゃダメじゃん
一回戻んないとなぁ〜…」



「!?…」




シュンッ!!





あっ、消えた…


ぜったいドレスの存在忘れてたよな



ワタワタしてたし(笑)






はぁ…でも着物がよかったなぁ…
時間があれば着付け頑張るのにな〜







シュンッ!!




「おっ、サンキュ〜
ごめんな
そう何度もいったり来たりしたら疲れるだろ?」




「!?」




「なに吃驚してんだよ…






何で吃驚してんだか…

いいながら包みを開けて中身を出すと


うわっ


色は地味だけど作りがハデだし



なんだよこのスリット




足丸出しじゃねぇか…





「…?」



「ん?
なに?」



「………」


カキカキ……スッ…



「ん〜?なになに…

それは…きもの?


あっ、あぁ
うん一応な…
アレだぜ!普段っつーか普通はぜってぇー着ないけどな!!






あ〜…思わず力説してしまった
若干引き気味だし〜










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