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平凡な日々に亀裂を…(長編)
案外ドジなのか…??












……………
……………………







「ん〜〜……??
ない…あれ…?」



「んな所に頭突っ込んでなにしてんだよ



「片倉さん、実はポッキーがさ……
ないんだよね」



「は?」






あ〜どこいった…
俺のポッキー





「ってか片倉さ〜ん」



「あったのか?」



「いや、そうじゃなくて…
お腹空いた…」



「あぁ?
だからなんだ」



「冷蔵庫にあるもの使ってなんか作って」



「あのなぁ…
翔、おまえ自分で料理できるだろうが…」



「……………はい残念でした〜
俺にはポッキーを探すと言う使命があるのです!

ってことでよろしくな〜
俺ご飯は炊いとくよ」








さて、呆れた片倉さんを放置して……

ポッキーを探さねば(笑)




しばらく食ってないから無性に食いたくなったし!!

どっかにあるはず!
だって俺がポッキーきらして放置するはずない!




多分飯は人の良い片倉さんが適当に作ってくれるだろう……


あの人いい人……だよ





「さて、どこにしまったかな




自分の部屋にはないし…
冷蔵庫にもなかった〜



「あっ……
良いこと思い付いたかも……」





風魔に手伝ってもらおう♪








…………ってどこに居るんだアイツ


忍者って呼んだら来るものか?
いや、そもそも俺アイツの主じゃねぇし……



一応…

やってみるか♪




「風魔さ〜〜ん………








ってくるわけ…




シュンッ…




うわっ
来ちゃったよ…


頭に蜘蛛の巣つけて……


案外ドジなのか…??



「じゃなくて…どこ行ってたんすか?」



「………」



喋らないが、さっきよりはましか………


無言で上を指さしたってことは




「二階にそんな汚い部屋ありましたっけ



「(フルフル)」



「え?
じゃあ…………もしかして
いや、もしかしなくても天井とか言います?」



「……(コクン)」




「あ〜
そうですか……天井なんて探ってもなんも出てこないと思うんだが
あとで風呂入ってくださいね


それとお願いしたいことあるんすけど……いいですか?
それともすぐ帰ります?」






何を言いたいのかはよくわからんが、
今消えなかったってことはこっちにまだいても良いってことか…




「じゃあ、お願いごとしても?」


「………………(コクン)」



なんか間があったな




「これぐらいの赤い箱探してほしいんですよ。
なかにお菓子入ってるんで」




シュンッ……



おっ消えた(笑)
あれは探してくれるのだろうか



まぁ…俺も探すから別に良いんだが〜






んじゃ、Let's ポッキーさがし(笑)





ポキッ、ポキッ……モグモグ



ポキッ、ポキッ……モグモグ




「あっ、風魔さんもどうぞ」



「……(ぱくっ)」




「仲良く何やってんだお前ら





フライパン片手の片倉さんなんか絵になるな〜


あ〜ポッキーうま…

結局ポッキーは俺のバックにあった




見つけたのは風魔なんだが……

なにもそんなとこまで見んでも


さっき偵察中っていってたけど帰らんでもいいのかなぁ…







「はぁ…」



「なにため息なんてついてんだ?
ほら、出来たぞ…」



「おーありがと〜
ほい、片倉さんもポッキーどうぞ〜」



「いらねぇ…



「なんだよ〜
ポッキーはうまいんだぞ〜」



「あぁ…
さっきまで幸せそうな顔して食ってやがったしな」



「そうか?そんな…」








バンッ!!!!




翔!!happeningだ!!


「おー政宗…
ってお前びしょ濡れじゃねぇか!?
早く拭けよ〜床が腐るだろうが」



「おっ、おう…わりぃな


じゃなくて!!!!
happeningだっていってんだろ!?」



「あぁ〜
で?今俺は飯食おうとしてんだよ、くだらんことだったら怒るぞ〜」



「下らなくねぇ!!!
無くなっちまったんだよ!!
大変なんだよ!!」




「なに、ついに左目もなくなった?
前が見えないの〜?」




人の顔見ながらなにいってんだよ!?

ちげーよ!あのドアがなくなっちまって……」




「……………………………………………は?」








嘘まさかの…




帰れなくなったのー!?







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あきゅろす。
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