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平凡な日々に亀裂を…(長編)
やっぱりこの人は無言なのね








あぁ…よかった



まだ政宗刀一本しか抜いてねぇしうん…



家は平気だ……




でもさ、あからさまに今からが危ない感じ



だってどっかの迷彩忍びなんて目じゃないぐらいのデカイ手裏剣構えてんの!!



いっ…家に穴あくって(泣)




「shit!!
六爪がありゃあこんな野郎何でもねぇの…に゛(バシッ)!?」



「んなもん室内で振り回そうとすんじゃねぇよ!!」



「……………」



「アンタも!!
俺の家の中でんなもん振り回してみろ!
伝説の名なんて二度とかたれないようにズタズタにしてやる!!」



「!?」




俺の言葉にビクって

うん…別に俺は悪いこと言ってねぇ気がするが…


とりあえずごめんなさい?




っと…アレです、

皆様この人誰だか普通にわかるよね?


アレだよ忍者(笑)



かすがじゃないよ←

風魔さんだよ……





「ってぇな!!
何で俺だけ叩くんだよ!!
あの野郎だって散々暴れてたじゃねぇか!!」



「そ、れは……
…俺が見てねぇからいいんだよ!!
ボケ!!」



「理不尽すぎんだろ!!
つーかボケじゃねぇ!!





政宗よ…
お前はかなりボケだと思うぞ…




はぁ……
今になって周りを見回すと、思いの外家の中は荒れてなかった!



立ててた本が倒れてたり、カーペットがずれてたりするぐらい



あぁ…
悲しいのは床やら壁にクナイが数本



「うぅ………
あぁ、そう言えば片倉さんは?
唯一の常識人は!!?」



「……Ah〜?小十郎には今いろいろ取りにいかせてんだよ…」



「へぇ…早く帰ってこないかな(泣)」



「………」



あったぶん今俺遠い目して、っ!?



チャキッ……キンッ!!!




「っと…あっぶねぇな」
















キンッ!!……ガツッ!!



ガチャッ!! …………ダンッ!!





なんだよあの音…
あー…俺んちが〜壊れるってか荒れるってか

とりあえず早くいかねぇと…





「あっ社長…ついでに刀の修理頼めますか?」



「…………またなの?
依頼も引き受けてないのに…?」


「あ…ははは
まぁ頼みますよ〜〜」





後ろで不機嫌オーラをだしまくる社長にむかって鞘ごと刀を放り投げてみた…




あ…よかった…
顔怖いけどしっかりキャッチしてくれた…




これでよけられると修理してくれないんだ


一応の護身のためにナイフをもってリビングに降りてきたが…




…あー、どうして家のリビングの中から刃を交える音が聞こえるんだろ



はぁ……
ドア、開けなきゃダメかな…
もう殺気とか、なんかでピリピリしてるし………




でも開けないともっと酷いよね…酷くなるよね(泣)





仕方ないなぁ………


ガチャッ……



「どっ、どうも〜……っえ!!?
ちょっ!?ストップストップ!!!」


「翔!!あぶねぇから入ってくんな!!」



おっ、ちゃんと呼び方変わってる♪



「……………」



やっぱりこの人は無言なのね


じゃなくて!!!





「いやいやいや!!
とりあえず落ち着けよ!!
そして二人とも武器を下ろせ!!」


「HA!
俺らが落ち着く前に翔が落ち着くべきじゃねぇか〜?」



「あ゛?んだと?」




ったくこの馬鹿は…
そんなに俺を怒らせたいのか…



まぁ、怒らねぇけど……な



あとで右目にチクってやる!!




…………覚えてられればだけど











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あきゅろす。
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