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平凡な日々に亀裂を…(長編)
「……死ぬ…かと…おもった…」







流石、悠……


なんだか分かんないぐらいの速度で拳銃の弾が飛び交ってやがるぜ



なんでアイツが情報屋なんてしてんのか改めて謎だ…









あいつの武器は拳銃…
色々アイツ自身がいじってるから普通の拳銃にはない効果満載だけどな♪





「ねぇねぇ翔の旦那、
悠の旦那ってさ……」



「あースゲェよなぁ〜
まさに目にもとまらぬ早業ってやつ…
つーか俺あいつとだけは戦いたくねぇや



「だよね〜

………………じゃなくて!!
悠の旦那ってなんなの!?実は雑賀衆だったとか?」



「……は?」





いや…まぁ確かにすごいけどさ、もうだるまが蜂の巣になっちゃいそうな勢いだけどさ…



「アイツはれっきとした現代人だっ、」



ぐらぐら………ガツッ



「キャーー!♪
すごーい!!百発百中じゃん!!
翔!翔!
悠ってあんなことできたんだね!!」


ぐらぐら…

……っ〜〜


舌噛んだーー!!
いってぇーー!!



あぁ…頭がぐらぐらする…
脳みそ回転する気がするなぁ〜

アハハ…



「うぉ!?真都殿!?真都殿!!
翔殿が死んでしまうでござるー!!」


「………え?
あっごめん」



「……死ぬ…かと…おもった…」

「ア、ハハ……
ご愁傷さま翔の旦那




くそっ…

興奮した真都にぐらぐら揺らされたせいで
佐助なんかに同情されちまった

なんか………不覚
















「なーに落ち込んでんだよ翔?」



「あ…銃声がなくなったと思ったら終わったのか悠」



「お前が真都に揺らされてる辺りにはもう終わってたぜ?
それと佐助、オレは雑賀衆じゃねぇぞ?
雑賀孫市に会ってみたいとは思うけど〜」



「ふーん…そうなんだ〜」





悠が銃をクルクルしながら言うのを真都と幸村がキラキラしながらみてる(笑)



今更ながら似てるなコイツら




「で?何点だったの悠の旦那?」



「あ?………42400」



「……………
………………………

って、えぇ!?
なんでもないことのようにサラッと言うなよ!!
佐助の点の約三倍じゃんか!!」



シュン!!



「あっ…」


「佐助が消えたでござる…」



「くくっ
ショックだったんだろうな♪」



「悠……
お前やっぱドSだな






そりゃ…逃げたくもなるわな


5000点ぐらいだったら武器の違いだって慰めようがあるけど…
あんだけ差がついてたらもう
フォローのしようがねぇな




悠も悠で完膚なきまでにやらなくてもいいのに…




「翔〜なに悟ったような顔してんだ?」



「いや…悟ってはないけど、
…可哀想だなぁって


「まぁいいじゃん佐助だし…
で?悠、その後ろのキラキラしたようなのとか何?」



「「真都(殿)!!」」


「あぁコレ?
アレだよ褒美、得点高かったからさ〜
こんなにもらっちゃったぜ♪」


「悠殿…
心が鬼のようでござる…」


「わかるぞ幸村…」








悠……
真都………



頼むから、頼むから回りを見て




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あきゅろす。
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