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ナミダ ノ シズク
05
裕貴の声が一段と低くなった。
それが怖い。怖くて裕貴の顔が見れない。
口調は軽い感じなのに、心の中じゃビビってる。
落とした視線の先にあった自分の拳はズボンをキツく握り締め過ぎて血色が悪くなってる。
「裕貴に・・・疲れちゃったんだよ。飽きたの。」
言う時に顔を上げてヘラっと笑う。
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