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ナミダ ノ シズク 
04

やっと言った。言ってしまった。

目の前に座る裕貴の眉間の皺が深くなった。

「・・・冗談でもそういうのは止めろよ。」

「冗談?そんなわけないじゃん。」

さっきあれ程声が詰まったのに今はスラスラと言葉が出てくる。

「は?何で?理由は?」


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