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白銀の昇り龍
早速(※)

「さて、若」

『あ?』

「私と離れて数週間が経っていますが、その間に浮気なんてしてませんよね?」

『……するわけねぇだろ』


第一、そんな暇はなかった。


「そうですか。ならば……」






ドサ……






「今夜は、思う存分鳴いてください」

『………は?』















『ん……はぁ…アっ』

「若………すごいですね。カウパーの量が半端ないですよ」

『ア…ん……るせぇ』


テツは最初、乳首ばかりを攻め、全く下を触らなかった。
その微妙な刺激にたまらなくなった俺は、何度も他のところも触るように言ったのだが、テツは聞く耳持たず。

で、『いい加減、下触れ!!』と怒ってやっと、乳首から離れたと思ったら、今度はローション出してアナルばかりを攻めてくる。
「下」って、そっちじゃねぇよ。

だが、前立線をいじられれば、俺は反応するわけで。

パンパンになった性器の先端からは透明な液がとめどなく溢れてくるし、乳首も敏感になっているしで、はっきり言ってツラい。早くイキたい。

っていうか、さっさと俺の尺って気持ち良くさせろやテツこのやろう。

なんで俺がこんなに我慢させられてるんだ。

そんな思いを込めて、目の前の男を睨み上げれば。


「……っ。若、そんなかわいらしい顔しないで下さい。我慢できなくなります。………今日はじっくり楽しもうと思っているのに」





だ れ が 決 め た !?





テツのその言葉を聞いた俺は、テツの性器を刺激してやろうと、身体を起こした。

が、それがいけなかった。


『ヒぁあ!?………クソッ』

「あぁ、駄目じゃないですか。勝手に体勢変えちゃうからですよ。そんなことしなくても、私が気持ち良くさせて差し上げますから」



なんか、もう。

イキたい気持ちと焦りと思い通りの快感をくれないテツへの苛立ちが、全てないまぜになって、自分でもよく分からなくなってきた。

とりあえずは、目の前のこの男から余裕をなくすことが最優先だ。


そうと決まれば。



「っ若!駄目ですよ!!」



テツの性器を撫で回し、先端を弄ってやれば、あっという間に形勢逆転。

テツは眉間に皺を寄せ、切ない表情になった。


はっ、ざまぁみろ。


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