SS(拍手など)
2009年バレンタイン特別企画
【ロシアン・ルーレット】
蒼「今日はバレンタインデーだね!」
遼「あ、もうそんな時期かー」
和「バレンタインデーより僕は、蒼太が持ってるソレにすごく嫌な予感がするんだ」
健「同感。っていうか蒼太のテンションが異常に上がってる時点ですごく不安」
蒼「ちょっとー! それヒドくない!? 僕、一生懸命に作ったのにぃ」
遼「で、蒼太は何を作ってきたの?」
蒼「モチロン! チョコに決まってるじゃん☆ ホラっ!」
遼「おー! すっごいメルヘン!」
蒼「でしょでしょー?」
遼「食べてもいいの?」
蒼「うん!」
遼「じゃあー俺はコレっ」
和「いただきます」
健「俺も1個」
蒼「僕も!」
遼・和・健「「「蒼太も食べんの!?」」」
蒼「あったり前でしょー? じゃなきゃ意味ないもん」
和「………一応確認のために聞くけど、その【意味】っていうのは?」
蒼「だってコレ、ロシアン・ルーレットチョコだもん」
健「………やっぱり、普通にはいかないわけね」
和「蒼太? …………何入れた?」ニコッ
蒼「(コワッ!) んっとねーハバネロ!」
健「っンのバカ!」
遼「ハバネロ…………」
蒼「ハイ気にしなーい。みんな、いっせーのせで食べよ!」
一同、腹を括る。
蒼「いくよー? いっせーのせ!」
「「「…………………………」」」
遼「………んまーい! すっげ! 蒼太っマジで美味い!」
和「相変わらず上手だね。ごちそうさま」
健「甘過ぎず、ほろ苦い風味。お前、また腕上げたんじゃねーの?」
蒼「えへへ〜ありがとう♪」
遼「アレ? 誰にもハバネロ行ってない?」
健「まさかの入れ忘れとか、そういうオチ?」
和「蒼太、このロシアン・ルーレットに参加してるのって僕たちだけ?」
蒼「んーん。あとね、天王院の会長さんと会計さん、書記さんもだよ! 遼からだって言ったら大喜びで受け取ってくれた♪」
健「なぜその人選………」
遼『そうたー! 俺に濡れ衣着せんじゃねぇ!!(泣)』
その頃の生徒会室。
悶絶する生徒会長とその生徒会長の側で優雅に紅茶を飲む会計と書記の姿がありました。
裕「か………らぁ!! りょ〜ぅ〜!(涙)」
東「…………普段の行いが悪いから天罰が下ったんだよ、きっと」
夾「遼からのチョコ………(喜)」
まんまと騙された生徒会役員たちでした。
THE END
【掲示期間:20090211-20090214】
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