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アンタとオレの関係
-02 (SIDE 有志) ※

遼とのガチなスキンシップ。【スキンシップ】の域なんか軽く越えてることは分かってるけど、遼がそう呼ぶから俺もそう呼ぶ。


昨晩は我慢を強いられたから、今朝はちょっとしつこくしちゃった。

弱いところを触った時の遼ってカワイイんだよ。

身体がビクンッてして、でも必死に俺にしがみつくの。


俺は触るだけじゃなくて、舐めたり噛んだり吸ったり。


最初は首周り。

遼はもうアイツに会っちゃったらしいから、また会った時用に所有印もつけておこう。


それから、服を脱がす。

と、目に行為の痕が飛び込んできた。

………昨日の晩のことを思い出した。これはきっと、無理矢理の行為の、痕。



一瞬動きの止まった俺に気づいたのだろう。

遼が悲しそうに俺を見てきた。


「昨日、知らない奴らに触られた。舐められた。変なこと『もういいから。全部、俺が消すから』………ありがと」


こみ上げる怒りを抑えて、遼の肌に残る俺のじゃない痕の上から、俺の痕を残した。


そして最後は俺と遼のをすり合わせて扱いて、一緒に絶頂を迎える。


久しぶりの、好きな人との行為。

最高の気分だった。




こんなことをしてるけど、俺と遼は恋人じゃない。

……まだ、恋人には届いていない。



世間一般では、この関係をセフレみたいだと言うこともあるだろう。


だけど、もしこれがセフレなら、俺はこんなことしない。まず愛撫なんて殆どしないし、相手が痛がろうがなんだろうが自分が気持ちよくなればいいわけで、人並み以上にデカい自身を何のためらいもなく突っ込む。



だけど、遼にはそんなことできない。

俺のを受け入れるためにはちゃんと1から拡張しなきゃならないし、それはちゃんと恋人になってからしたい。


だから、遼と最後までしたこと自体がない。

前に一度、後ろを弄ろうと触って怒られた。


だいたいいつも、お互いのを握り込んで、その手を動かしておしまい。

ごくごくたまーに俺のを腿の間に挟んでやってくれるけど、これはある程度の条件が揃わないと実現不可能。



俺にとってはかなり真剣なこれらの行為を、遼は戯れのように感じているんだろう。


そう、俺が思わせたから………。


ただし、相手は俺限定で。







遼とのスキンシップが終わって、一緒にシャワー浴びて、学校の用意をしていると、部屋のチャイムが鳴った。



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