アンタとオレの関係
-03 ※
「コレ、なにするものか知らないみたいだね」
知るわけないし、興味もない。
ただし、先ほどのコイツらの会話から予想はついている。
「コレはね、アナルパールっていうんだよ。今からコレを遼チャンのココに入れて行きまーす」
ココ、と言ってわざわざ触られた場所にため息が漏れる。
……………やっぱりか。
『んっ………んっ…………んっ………』
球が1つ入る毎に、蕾が収縮するのが分かって気分が悪い。
もうだいぶ入れられた気がする。
「次でラストだよ、遼チャン」
がんばって、といつもの俺だったら蹴り殺したくなるような台詞を吐かれる。
今は分身をしごかれているだけで、全員が俺の蕾が球を飲み込んでいく様をじっと見ている。
こういうのってなんて言うんだっけ? 視姦?
意外と冷静な自分に笑えてきた。
『…っ!』
全て押し込まれたアナルパールの持ち手部分を少々乱暴に動かされる。
「なぁなぁ、この持ち手の輪っかに動物の尻尾みたいなのつけたらかわいかったんじゃね?」
「あー、思いつかなかったわ。」
「それより、これから一気に引き抜くぞ?準備はいい?遼チャン?」
…! それは嫌だ! 絶対に嫌だ!!
「カウントダウン開始ー。ごー、よーん」
嫌だ!やめろ!
「さーん、」
コレ入れるだけでも結構キツかったのに、それを一気に引き抜くとか、ありえない!!
「にー、」
嫌だいやだイヤダっ!!!
「何やってんの?お前ら?」
いーち、ゼローと続くはずだった言葉は突然現れた部外者によって中断された。
◆◇
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