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アンタとオレの関係
………え? ※

俺がイった直後に夾もようやくイった。


二人分の精液で手も腹も足も汚れた。
もちろんそれは、俺だけじゃなくて夾も一緒。


だけど、ひとまずは終わったんだ。

やれやれ、これで寝られる。

そう思っていた俺は、完全に油断していた。


ゴロンッ


え? 視界が変わった?!

今まで俺の目の前にはホテルの壁を背景にした夾がいたはずなんだけど、今、俺の目に映っているのは天井。

遅れて夾が再び視界に入ってきた。

近いなーなんて思っていられたのは僅かな時間。


『んんぅ?!』

え、ナニコレ。


また…………キス、されてるんだケド?

しかも、夾の手は再び俺の分身と胸の頂を触ってる。

『はふ……んぁ…』

ってか苦しい!!!


さて、ここで思い出してみよう。

俺は、足を伸ばして座った夾の腿の上に自分の腿を乗せる感じで座ってた。

それをほぼそのまま後ろに倒されたらどうなるかというと………


俺の足、宙に浮いてマスが


その状態で口腔を深く貪られるトカ。

苦しいはずだよコレ。

男の身体はそんなに柔らかくはできてないの!


『ゃめ………くる、し』



俺の必死の抵抗が効いたのか、夾は離れてくれた。


「ハァ……ハ……ハ……」

耳の中に俺自身の荒い息が響く。

それがだんだん落ち着いてきて、ようやく呼吸が楽になってきた。


だが。


ビクッ!!!


『な………に……』


し……信じられない!!


夾の、ゆ、ゆゆゆ指が………俺のあらぬところを触ってますがー?!


いやむしろ……入ってこようとしてる?


しかもなんかヌルヌルしてる……ってまさか…………さっき、出したやつ?


一人混乱しているうちに、孔の周りを揉み解すように動いていた夾の指先が……入ってきた。



俺は声も出ない。


「ん、お前のココ、狭いな」

ちゃんと解してやらなきゃ、と呟く夾の声に我に返った。


『な、ななななな………』

「? 遼?」

『なにしてんだよおおおぉぉぉおお!!!』



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