PURPLE DAYS
1
涼「柚希ちゃん、疾風君、初めまして☆今日は宜しくね!」
朱希「…俺らも年取ったなぁ。高校生と会話なんて、ジェネレーションギャップ満載だろうな…」
涼「…うん、それは置いといて。二人共、高校生活は楽しい?部活の事とか聞きたいなぁ♪」
朱希「へぇー……俺は疾風の人物象が詳しく知りたいね。てか、同居生活どんな感じ?」
柚希「ははは初めまして!!!雨宮柚希デス、ヨロシクデス。」
疾風「何でそんなにヒビってんだよ。」
柚希「だって初雑談会だよ!?心臓バクバクいってる。」
疾風「こんな奴ほっといて早くしねぇ?」
柚希「わ…わかった;高校生活ですか?スッゴく楽しいです!部活はやってませんけど。」
疾風「担任にパシりされてるんじゃねぇのかよ。まぁ、俺は約一名気に入らない奴がいるがな」
柚希「うるさい疾風くん!大体疾風くんは家に居ても何にもしてくれないじゃん。」
軽く無視
疾風「俺らに聞きたいのはそれだけ?あんたらのことも教えろよ」
柚希「無視すんな!!!」
涼「疾風君……少しは家事とか手伝った方が良いよ…」
朱希「…まぁ、それは言えてるな。てか、俺らの事って何話せば良いんだ?」
涼「取敢ず、結婚してます、で良いんじゃない?」
朱希「…何が“取敢ず”だよ!何処が“取敢ず”なんだよ!?」
涼「…何でそんなに怒ってるの?」
朱希「じゃあお前、俺と結婚したのは取敢ずか?」
涼「…違うけど。」
朱希「じゃあ、『愛してる』って言ってみな…?(妖笑)」
涼「……嫌です。はい、じゃあ柚希ちゃんと疾風君の好きなタイプを聞いてみよう!!」
朱希「……チッ、逃げやがったな…」
柚希「二人とも仲いいですね。それに引き換え私は未だ恋の予感もなし…」
疾風「そんなもの必要ねぇだろ?俺が可愛がってやってんだから」
柚希「全然ッ嬉しくないですよ!」
疾風「本当は嬉しいくせに…」
柚希「誰がいつそんなこと言ったんですか!?」
再び無視
疾風「好みのタイプ?やっぱいじめがいのある奴」
柚希「…無視された(泣)私は優しくて親切で気遣い上手でだけど彼女一筋な人が理想デス//」
疾風「なんだそのイメージ。気色悪ッ」
柚希「いいじゃん夢見ても!そうですよね?涼さん」
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