PURPLE DAYS
午後のひとコマ
「……扨と。俺も昼飯食べるか…」

俺は席に着くと、涼が作ってくれた弁当を広げた。















──…午後の補習が終わり、教卓で一息ついていた時だった。





「…あの、早川先生!」



「……ん?」

見ると、松本が立っていた。





「おー、久し振りじゃん。補習ずっと休んでただろ?風邪でもひいてたか?」





「え……はい、ちょっと体調崩してました…」



妙な間が気になったが、取敢ず、そっか…と頷いておいた。










「あの……先生にちょっと相談があるんですけど、聞いて貰えませんか…?」





「相談…?」



松本の目を見て妙に心配になった俺は、相談を引き受けることにした。










…だって、今にも泣きそうな目ぇしてたから。







[*←前][次→#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!