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蔵ノ介×後輩



僕には恋人がおる。めっさ美人で学校の人気者で頭もようてテニスの部長までしとる、四天宝寺のバイブルまで言われとる。本間に綺麗なテニスするんや、僕もテニス部で一様レギュラーやねんけどな。全く適わへん、まぁとにかく凄て綺麗で格好良ぉて憧れやねん
たまに意味のわからん口癖言うんが傷やけどな、後思てたよりエロいんがこれまた傷や、あり得へんくらいサドやねん、まぁそれも格好えーんやけど

名前は白石蔵ノ介言うねん、僕の一目惚れでな、ストーカーしよって怒られて告って付き合ってん、まぁどないやねんって話なんやけど、部長は変態やっちゅー訳や


「なにぼーっとしとん?わからんの?」
「僕は全部わからんちゅーねん、なんやこれ…化学やいらんわ」
「いるわ、何がわからんねん?」
「全部わからん……スイマセン」
一瞬黒オーラが見えて即座に謝ればセーフやった、焦るで本間。毒手とか意味のわからんもんで殺されたら適わん

テスト期間でテニス休みになった、僕の点数は悪い。せやから部長に家来い言うて呼び出し食らってん。ダントツで化学悪いや。赤点ばぁやねん、アホ言うな!どつき回すぞ
せやけど後はえーんやで?現代文や神やで神!好き過ぎて困るわ、他の教科はちゃんと平均以上やねん、ただアカンねんマジで化学わからんねん!寝よるんが悪いやけどな!光や話し聞いてへんのに成績えーんや不公平やちゅーねん、まぁ古典は僕がちょこちょこ教えよるんやけどな


「聞ぃとるんか?本間、俺がちゃんとイチから教えよるんに、何考えとるん?」
「部長の事やけど?」
「………………そか、んなもう一回説明するから次は聞いとくんやで」
「はい!白石先生っ!」
「ほないくで」
翠は白石に眼鏡を渡し白石はそれを黙ってかけた、翠はそれを見て悶えていた、翠は白石にベタ惚れである


「わかったか?」
「おぉー!わかったわかったで白石先生!エクスタシーやマジで!」
「そら、俺が教えたんやから当たり前や」
「感謝や感謝!さすが部長や、ほな僕帰るんで、んなまた」
翠が帰ろうと立ち上がった時、いきなり腕を引っ張られて膝から落ちた

「痛っイタいー!膝おもいっくそ打った!!!半月板損傷や!!救急車呼んで救急車ーっ!!!!」
「うるさいわ!そんなんで損傷やせんわ!」

「うー痛い、うぅっ」
「治したるからベッド座り」
「うぅっ泣く僕泣く」
ちょこんと座り膝をを見せる為に制服のズボンを上げる、翠はクエスチョンマークを浮かべ白石を見、白石は躊躇なく翠の膝にキスをした

「ふおっ!待っ待って!部長っや、ぁ」
「可愛ええ」
チュッちゅっと膝を舐め終いにはカチャカチャっとベルトを外した。

「なっ待ってって!おかしいやん!なにしてん!?」
「教えた料金、それに最近ずっとシてなかったやん?ご褒美頂戴?」

「!っ、格好ええ…アカン!そんなん狡いわ」
「翠は可愛ええ、めっさ好きやわ」
「アカンアカン!惑わされるな僕!部長の手口やっ!」

「なんや手口って?翠、アカンで逃がしたらん」
「僕、エッチすんの嫌や!」
「あんなけようさん喘ぎよるんに何が嫌なん?気持ち良くないん?」
「え!?いや…気持ち、はえ…ぇんやで?」
「アカン、今のはアカン、反則や」
「何がやねん!」
「んまに可愛ええ!俺の片思いや思てたんに翠も好きとかにやけるわ」

「部長にやけたら地球割れんで」
「えらい余裕あるやん翠、ほな遠慮なくいくで?」
「まっ待って!アカンいきなり掴まんといてっひゃぁ、ン」

「本間可愛ええな、我慢しようと思ってたんやけど無理や、最後までシてええ?」
「っ、……え、ぇよ…」
「(アカンっ今のキタ!今のはアカンわ!)」
白石はちゅっと唇を啄み、徐々に唇を舐めたりそして開いた口に舌を滑り込ませちゅーっと吸ったり無我夢中に口を貪っていたら翠に弱々しくシャツを掴まれた

「(なんでコイツは俺のツボを…可愛ええ、我慢出来ひん)」
いざ、乳首を舐めようとした時、携帯が鳴った。なんやねん、空気読めや!
「電話鳴っとんで出りや」
「え、あ…はいっ」

「もしもし翠か?ワイやワイや!金太郎やで」
「金ちゃんどないしたん?」
「翠ー今暇か?暇やったらワイと遊ぼーや!」
「金ちゃんテスト期間やで?勉強しぃな、僕かてしよるんに」
「今日アカンの?ほな明日でえーわ!ワイにも古典教えてや〜」
「明日光に教えんねんけど金ちゃんも来る?じゃぁ謙也くんも来る言うとったし明日でかまん?」
「(財前と謙也と金ちゃんと勉強会?聞いとらんで、どないしよか…お仕置きやで)」

「じゃぁそうするわ!んなまたなぁ」
「ほなな、っうわ!部長どないしたん?ごっつ怖いで」
電話を切るなり白石はすこぶる機嫌の悪さで翠の股の間にいた

「聞いてへんで」
「???なにが、」
「財前と謙也と金ちゃんで明日勉強会するん聞いてへんで、なんで言わんねん、腹立つ」
「部長も来る?」
「行かん!んで2人の時はどない言うんやった?」
「え…あ、く…蔵先輩」
「もう許さんで、今日は機能せんくらいヤったる、翠が思とるより俺は翠が好きやねん」

「僕も蔵先輩好きやで?」
「そんなん言うてもアカン、啼かしたるから覚悟しぃや」

「ちょっま、やっぁ、蔵せ…ぱ、ぃっ好きぃ…やっンン」
「もっと啼きぃ、いっぱい啼いたら奥に突っ込んだるわ」

「ひっう、蔵せ…ぱいっしゅき…キスしてぇっぁっあ」
「(かっ可愛ええ)」



ベクトルの方向性




「なんで部長おるんですか?」
「てかどないしたんや翠、調子悪そうやで?ワイが叩いたからか?」

「金ちゃんのせいやないで?大丈夫や」
「謙也なんで翠のアド知ってるん?答えによっちゃ殺すで」

「怖っ!なんやねんさっきからお前俺殺す気満々やん!」
「謙也さんうるさいっスわ、ちゅーか翠の方が年下やのに古典教えてもらうとかアンタどんだけアホやねん」
「ちゃうわ光!俺はアホやない!」

「翠、」
「部長…すいません」
「家帰ったら分かってるやんな?」
「えぇ!!!?また?嫌や!」
「なんや文句あるん?」
「うぅっ」
「「(恐怖政治や…)」」
「なぁなぁ何がまたなん?ワイにも教えてぇや〜なぁなぁ何がなんー?翠、白石になにされたんー?」

「!な、なんもないっ!」
「ふーん、さよか、なんもないんか?俺らなんもないんか、」
「え゛っあっあります!あるから!」
「えぇあるん?教えてぇや〜!」
「もう俺帰りますわ」
「ほな俺も帰ろっかな」
「アカンアカン!去んだらアカン!アカンっ!」

「翠、どないする〜?」
「もう助けてくれぇええ!!!!!」





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