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「…………………」
俺には悩んでる事がある。
それは何か、付き合っている人がいる
実は…それは男なんだが、しかも俺がきっと下になるだろう。
ってそれは今更何だっていいんだ
問題は…ですね。
手を出して来ない。(チーン)
いやこれが女の子ならいいと思うよ?なんで男なのにキスすらして来ないんですか…?!3ヶ月とか溜まるよ!!?本当に
でも実際。手を握って貰うだけで嬉しい俺は若干複雑だったりする…でも先に進みたいと言う気持ちがある。いやあって当然のはずだ、これは!
「襲って来ねーかな。スクアーロ」
来るわけねーよな、まぁこれで来たら苦労はしないよ
はぁあと深いため息をついた
「翠―」
「うおっ!!スクアーロ」
焦るっ…!!焦るよ…!!!
俺の独り言聞こえてねーよな?!
ヤダよ?あんなの聞こえてたら最悪だ
てかバカじゃんあんなの聞こえてたら…!!
「翠―」
「なんだよ?」
「今日遅くなるから先に帰っとけぇ」
「おう」
「オレの部屋に来いよぉ?」
「終わったら電話しろ」
「おぉ゛」
そう言って頭をガシガシと撫でられた
そう言う所、本当に好きだ
なんか凄いかわいいんだよなースクアーロってなんか本当に俺を甘やかしてくれる。
でも最近それが余計複雑だ。
1人で抜くのなんて絶対イヤだ
かといって我慢するのはよくないと思う。いや思うだけだけどさ、
なにか対処法はないかな…?
「あら〜翠じゃなあのぉ」
「あっオカマじゃない…ルッスーリア」
「んまぁ名前を間違うなんて失礼ねぇ」
「わりぃだってそう呼んでたからさ」
「なにそれぇ」
「まぁ気にすんなよ」
にかーっと笑ってルッスーリアを見た
「何か悩んでるの?」
「なっなんで…!!」
「顔に書いてるわよ〜」
「〜〜〜〜〜…!!!」
「言ってみなさい聞いてあげるから」
「―――…だだ欲求不満なだけです」
「あーそう?スクアーロに言えばいいじゃない」
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