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せんせいときょうや


椅子に座って眼鏡を掛け爆睡している刹途を間近で見つめるのは他でもない、

─────────雲雀恭弥だ


すーすー
と寝息をたてている刹途は恭弥の部屋で勉強を教えているうちにパタリと寝た。疲労がたまっていたのか、爆睡している

(かわいい)


刹途は長い足を組み眼鏡もずれ初めている。それを恭弥は外し机に置いた

「教え子ほっといて寝るなんて、お仕置きが必要かな?刹途」


恭弥はにやりと笑った気がした。



「ん?」
「あ、起きたのかい?」

「いやー寝てたのは謝るけど…なにかな?この仕打ち、先生久々に泣きたくなったよ」


「なんで泣く必要があるの?」
「えぇ!!?この体制で聞く!!?」

この体制とは恭弥が刹途の上に跨り、さらにシャツをはだかせ脇腹を触っている状態である



「なんか地味にネクタイだけついてるから羞恥プレイみたいだね」

「えぇーと先生的すでに羞恥でいっぱいなんだけど」
ハハハと渇いた笑いが出てくるが恭弥はそれが全く気にならなかったらしい

「胸触ったらミルク出るかもね」
「でぇっ出ないから!!!本当に先生泣くよ!本気で泣くよ!!?」


「刹途の鳴く声も聞いてみたい」
「すいません、恭弥くんは何歳ですか」

「小1」
「本当に!!!?」
(触り方えろいっ!)


くにっと突起を摘まれた瞬間ワントーン高い声が溢れた


「ワァオ」
「や、んん」

「まさかこれほどとはね」
「恭弥くん!やめっ!!」



「嫌だよ」
「!!」

(うっそ)

(教え子にこんなことされたら面目たたないですけど、)



(つーか)

(ヤバい)




(気持ちいいっ……!!)

(って俺は変態かっ!)


「気持ちいい?」
「気持ちい、」



「(刹途かわいいっ)」
肩で息をする刹途に恭弥は目を細めた。まさかみんなの刹途が自分の下で鳴いてるなんて思わないだろう。
まぁ抜いてるだけなんだけど、

「ん、ぅん」

「っ…………!」

「恭弥くん!」
「なに?」



「やめよ、ね?」

「……………………」

「恭弥くん」

「、刹途が深いキスしたら考えてあげなくン」


「ンンン」
曇った声が部屋中に響く。
欲を抑えられなかった刹途が恭弥の口の中に侵入し角度を変え何度も舌でかき回す

恭弥の足がピーンとなり背中のシャツを握りしめる力が弱くなったのを確認してから口を離せば銀色の糸が繋がり、恭弥の口端についている唾液を刹途は舐めとった



「(刹途…えろい)」

「恭弥くん、大人をからかってはいけません」

刹途の人差し指が口に当たりまだ息が整っていない恭弥は虚ろな目をして


「…はっい」
と言った

「解ればよろしい」
にっこり笑う刹途は年を重ねているぶん随分と大人に見えた。でも僕と刹途がディープキスをした事は変わりなくて、何故かめちゃくちゃにされてもいいからもっとしたいと思ってしまった。

僕が刹途を攻めるつもりだったのに、



離れる体温に無意識に刹途のシャツを握っていた

「恭弥くん?」

「またしたい」

「えっと…これしたのバレたら校長に激怒されるからね?」
ハンパないんだ校長は!と顔が物語っていたが欲求には勝てなくて、でも困らせたくないなんて思ってしまって恭弥は、どうしたらいいのかと目をさまよわせた


「えーっと、だから秘密ね?」

「え?」

「恭弥くんが大人になったらちゃんと好きな子としなきゃダメだからね?」


(刹途が好きなんだけど)
と思うも言葉にはしなかった。


「僕は本当に好きな子以外とするきはないから」

「よし!偉いっ」
くしゃくしゃと髪の毛を散らし刹途はにっこり笑った




「だからまたしようね」

「?うん」
あまり分かっていないまま頷く刹途もかわいいからヨシとしよう、恭弥はふっと笑った



(えっ!ちょ今笑った?)

(かわいい!これは男前になるよこの子!)


子の心、親知らず
(うーわ、あのクラスで性教育だけは避けたいなぁなんて…無理ですよね、知ってます…)



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む、難しいですね!
本番まで行っちゃったらいけないだろうという事で、止めました(止まってない)
いや書いてて凄く楽しいです!
ナイスなリクエストありがとうございました!これからもこんなへなちょこですが通って頂けると嬉しいですっ!



飛呂
20081204


あきゅろす。
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