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かいちょうとひばり

また来た。
「………………なんで俺ばかりこんな事になるのかな、殺したい」

「また猫になるとは思わないよね」

「うるさいよ」


「君さ知ってる?」

「なに?機嫌悪いんだけど」

「君は猫になると発情するんだよ」

「黙れ」

むすーっとした顔で足を組むが猫耳やら尻尾やらでかっこいいより可愛くなってしまっている

「なに…?」

「息荒くなってるよ」

「うるさっ」

「なんでこんなに感じやすいのかな?」


「あ、く」
ぎゅっと目を閉じた。
そう、彼は猫なのだ、性格も猫みたいなものだ。凄くとろーんとした目で見てくる春稀は普段からは有り得ない。それは猫になったせいなのかもしれない



「ねぇ、僕らがこんな事をしていりなんて思わないよね」

「うるさ、ぁっ」



「はっ、締めるな」

「っだま、れ」

「…素直じゃない」

「っぁ…ふ、ぁあ」



*

「まさか、また君にされるとは思わなかった」

「僕は大歓迎だけどね」

「俺は猫なんて二度とごめんだ」

「って言ってもまだ猫だけどね」

「うるさいよ」

「気持ちよくよがる君を見るのも悪くないけど」

「恭弥」

「なんだい?」

「質問なんだけど」

猫耳を自分で少し弄り恭弥を見る春稀は少し迷いがある。


「なんだい?」

「いや、恭弥は嫌じゃないのかと思ってね」

「?」

「男が男を抱いて何も思わないのかい?」

「じゃぁ逆に聞くけど君は僕に抱かれてどう思ってるの?」

「俺が質問してるんだけど」

「本当に我が儘だね」

「君も変わらないだろ?」

「僕は好きな相手としかそうゆう事はしようと思わないからね、別に男とか関係ないよ」

「………………」

「好きだったらする」

「なんだろう、今凄く恭弥に抱かれたくなった」

「それは光栄だね」

「なんだっけ?俺が恭弥に抱かれる理由だっけ」

「うん、別に答えなくていいよ」

そう言って恭弥は春稀を押し倒した。くすくす笑う春稀に恭弥はムッとした


「なに?」

「多分俺は恭弥に抱かれるのが好きなんだと思う」

「喜んでいいのかい?」

「さぁ、でも俺は猫になった時君にしか会ってないし、君と俺は似ているから」

「似た者同士も君となら悪くないよ」

「奇遇だね俺もだよ」

「キスしてよ」

「俺から?」

「決まってるでしょ?」

「仕方ないね」

くすくす笑う春稀は恭弥にぴったりと口をくっつけた


「満足」

「俺も満足だよ」


共有連鎖
(好きな理由は後、)
(君は理解してくれるから)
(だから特別なんだ)


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
こんばんわ!そしてすいません!
裏じゃないよねこれ←
よっ喜んでもらえたら嬉しいです!
会長は恭弥さんを認めてるんだよ(笑)
ありがとうございました!



飛呂
20081129



あきゅろす。
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