☆長編小説☆
10
爽のこと考えてる内に段々俺は目が閉じてきてて,
テレビを見ながらそのまま寝てしまっていた。
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イイ匂いがする…
カレー…?
トントンっと包丁の音も聞こえる。
その匂いと音で俺は目が覚める。
時計を見ると20じを回っていた。
俺の上には薄いタオルケットがかぶされている。
爽…?
そのまま立ち上がって台所に向かう。
「あっ!昌也起こしちゃった!?」
台所に行くと爽がカレーを作っていた。
「いや…いい匂いしたから。」
「あまりにも気持ち良さそうに寝てたからさ,ご飯出来てから起こそうと思ってたケド…」
「つーか…寝てしまってスマンι」
「いいよ♪それよりそろそろできるからさ,とりあえず顔洗ってこいよ?」
「あぁ。」
爽に言われ,洗面台へ行って顔を洗う。
それから部屋に戻った。
戻ったら既にテーブルにはカレーとサラダが並べられて爽は俺がくるのを待っていた。
そのまま席につく。
「いただきます。」
「はいどうぞ♪」
そんで食べる。
普通に美味しい。
俺,定番だけどカレーとか好きなんだよなぁ//
「旨い。」
「ホント//?良かった♪」
「爽なら俺の奥さんにすぐなれるな。」
「なっ…//恥ずかしいこと言うなよ//」
さっきの仕返しだ(笑
「俺らの子供は透ってか?(笑」
「オイ…ι昌也まだ透が始めたママゴト覚えてたのか?」
正直な話し,前に,透が遊びで俺をパパ,爽をママって呼んだときかなり嬉しかった(笑
ちょっとマジで爽と結婚した気分になった(笑
あの時に透って結構いい奴じゃん♪
とおもった。
「そーいえば,今日透休んでたな。」
「うん…風邪引いてるんだって。明日はこれるかな?」
「ん〜…良くなればくるんじゃねーか?」
「だよね…」
「ってかよ…お前があんまり心配しすぎたら透の奴,気を使って無理やり登校して来そうだから,あんまり心配すんなよ?」
「あぁ!それもそーだよね!透って無理に明るくするとこあるしね…」
食べてる間中ずっと二人で透の話しをしてた。
そんで,食べ終って一緒に片づけて,テレビを見ながらダラダラと過ごした。
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