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☆長編小説☆

「ケガはないかい?」

先生方が心配そうに俺らに聞いてきた。

この様子だと,安田は多分先生方の間でも信用性がないんだと思う。

普通ならすぐに同じ職員の心配するよな?

「大丈夫っす。俺ら帰るんで。じゃ。」

俺はニコッと笑ってこの場を爽と去った。




━━━━

自分たちのマンションにつく。

爽は帰り道であまり何もはなさなかった。

安田で相当嫌な思いをしたんだろう…

もっとはやく行ってやれば良かった…

「爽。俺の家によらねーか?」

家の前に立ってる爽に話しかける。

「え…?」

「というか…別に後からでもいいんだけど,今日一緒に晩飯食べようぜ?」


こんな時,あんまり一人にさせたくない。

きっと一人になってからずっと下らないこと悩み続けるんだろうからな…

「うん…。じゃあ着替えてから後でくるね。」

「おぅ。待ってる。」

「あのさ…昌也…」

「なに?」

「助けてくれてありがと…///」

「別に…ってか爽になんかあった時は俺が守ってやるから。何でも言えよ?」

「うん…//ありがと…」
俺は爽を抱き寄せて軽くチュッとキスをする。

「じゃあ後でこいよ?鍵締めないから勝手に入ってこいな?」

「わかった。後でね…」

「あぁ…」
俺は家に入ろうとする。
「昌也大好き///!!!」

「!」

爽はいきなり大きな声で言ってバタンっと家に入っていった。

………
ちょっとビックリ//
つーか…
恥ずッ///!
言い逃げすんなよな//
それから俺も家の中に入った。



俺の部屋は別に物もそんなにないし,
別にたいして汚れてるわけではないんだけど…
爽がくるから
とりあえず,テーブルの上にある新聞を片づけて,
それから流し台にあるコップを洗った。

それからやることがなくなって,とりあえずテレビをつけて横になりながら見る。


18時…
爽と離れて一時間は経過していた…

早く会いたい…
なんでこんなに愛しいのだろう…///

俺,今まで良く我慢出来たと思う。

爽の為にと思って,
イヤ…俺の為でもあるけど…

避けてたり。
ヒドイこと言ったり…

後から自己嫌悪ヤバかったなぁ…ι

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