蒼乃学園生徒会
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ピピピピッ……
「ハァ…。とうとう今日が来てしまった。」
あぁ、確か今日からあの黒モジャが何か仕出かすとか言ってたな。
ハァ…。
あ、そう言えば…。
この事をアイツが知ったら喜びそうだ。あの転入生が来る直前に何か意味不明なことを、言ってたような。
ハァ…。
あれ?僕はアレに黒モジャに、僕のクラスとか教えてしまいましたっけ?
……ぅ〜〜ん?
…教えていませんよね。
そして、確か…
あったあった。
僕の分の仕事は全て此所に持って来てるね。
よし。
これで多分今日1日だけでも、アレに会わずにすみますね。
良かった。
今日1日のんびり過ごそう…。
あ、でも…あのバ会長たちと同じクラスだからなー、煩くなりますよね…。
ハァ…。
僕1人で行ったら別に五月蝿くならないのにな…。
ハァ…。
そうだ。一応あの人達に、バ会長や遥や海や双子に連絡しときますか。後が面倒ですし。
う〜ん。
メールでいいよね…。
『僕は今日は生徒会室に行きません。今日は、クラスの方に行こうと思います。黒モジャ何かと会いたくありませんからね?』
う〜〜ん。
こんなんで良いかな?
何かいつも僕がメールすると
何かいろいろと
言われるんだよな。
内容がどうとか…。
ん、まぁいっか。
ハァ…。
嫌だけど。
凄く嫌だけど…。
ハァ…。
学校、
行くしかないよね……。
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