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蒼乃学園生徒会


「うぜぇ」


「「きもちわる」」


「最悪ぅ」


「い…や」


「ハァ…全くあり得ませんね。よくあそこまで沢山面倒事を作れますね。」


「ねぇしぃちゃん〜、コレどぉするのぉ?」


「「ヤバイね〜☆」」


「あのクソ風紀委員長、有り得ねぇ。」


「(ハァ…全くどうしましょうね、この食堂の惨状。)」


食堂は今や一般生徒達がキレたり、固まったりしていて、今にも爆発しそうな勢いだ。


「(あー、仕方ありませんね…)
此所に居る皆さん、先程から僕たち役員が楽しい食事を台無しにしてしまってすみません。
お詫びと言っては何ですが、今度行われる新入生歓迎会にて、生徒会の方から新たにもぅ1つゲームを追加したいと思います。
その景品は、生徒会に興味ない人でも喜ぶようなものにしたいと思います。
ですので、ここは一先ずさっきの人達の事は忘れて、後残りの30分間は楽しく食事をしてくださいね?」


『やったぁー!』
『ぅぉぉおおお!!!!』
『ありがとうございます!!』
『生徒会の皆様は悪くありません!!』
『悪いのは転入生です!!』


「は?めんどくせぇ」


「「めんど〜」」

「やだぁ〜♪」


「…。」


と口々に言う生徒会'sに対して色はにっこり笑い、黒いオーラ全開で4人を威圧した。


「(はあ?何ふざけた事言ってんですか、こうでもしないと収集が着かないじゃないですか。
それとも何ですか?
ここを放置して、雰囲気を更に悪くしろとでも?
それの方が馬鹿じゃないですか?
そんなに嫌なら別に良いですけど?
ここの雰囲気を更に良くする自信があるのでしたらね)ニコッ」


その時の色を見ていたのも、威圧的な黒い笑顔に含まれた言葉を理解したのも、生徒会の4人だけであった。


「「「「ハイ…。(色、恐ぇ…。)」」」」


と4人揃って返事した時、4人とも、“色だけは本気で怒らせては駄目だ”と思った。


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あきゅろす。
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