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蒼乃学園生徒会


『キャーーッ!!』
『生徒会の皆様だッ!!』
『お、佩挧屋様ッ?!』
『抱いてぇーッ!!』
『朔宮様ーッ!!』
『抱きてぇー!!』
『抱いてぇー!!』
『名津杞様ーッ!!』
『柚月様ーッ!!』
『卯ノ原様ーッ!!』



「「Hello〜☆」」


「久しぶりィ〜」


「…。」←(海)


「こんにちは。」


「…。」←(バ会長)



「今日も凄いですね。ほら、『佩挧屋様ー!!』って言ってますよ。たまには答えたらどうですか?」


「うぜぇ。」


「ハァ…まぁ良いで「あーーッ!!色ぃーーッ!!」……へ?」


と、何者かが色の言葉を遮って叫んだ。
そして何者かに自分の名前を叫ばれた色は、声がした方を向くと黒い塊が色にくっいて来た。



『キャーーッ!!』
『オタク朔宮様から離れろ!!』
『朔宮様が汚れる!!』
『オタク消えろ!!』



「え?!…ちょ、離してッ!!」


「うわぁ色だ!久しぶり!!お前何処に居たんだよっ!探したんだぞ!!」


「え、ちょ…だから離れて…」


「それにしても色、身体細いな。ちゃんと食ってんのか?
あ、そうだ!!今から一緒に食おうぜ☆ほら、行くぞ!!」


「え?あの…だからね離して…!!」


もうこのとき色は、突然叫ばれ抱き付かれ、しかもそれが大嫌いな転入生だったため鳥肌が立ち虫酸が走ったりで、混乱していた。


「おい!そこの黒もじゃ!!色を離せ!!!」

――ベリッ


と言ってバ会長が、色から黒もじゃこと転入生を引き剥がす。


「何すんだよッ!!」


「はあ?何すんのってぇ?お前が何してんだよッ!!」


――ガンッ


すると遥がぶちギレて転入生を蹴り飛ばす。


「…ッいってぇ…!!おいお前、人を蹴っちゃいけないだろ!!」


「「ねぇ君、バカ?バカだよね☆バ会長より馬鹿だよね〜☆」」


「お前らも人をバカバカ言うなッ」


「ハァ…ありがとうございます。もぅ大丈夫ですから、落ち着いて下さい。」


「しぃちゃんがそぅ言うなら…」


「「はーい」」


「ほらバ会長も、そんなに黒もじゃを睨まない。睨んでもコレには効きませんよ。取り返しの着かない馬鹿ですから。」


「「「「(…色(朔宮様)(しぃちゃん)が1番酷い事言っているような……。)」」」」

←(色の言葉を聞いた食堂にいる転入生以外の人達の心の声。)


「なぁ色〜、俺の事は名前で呼んでくれって言ったろぅ?」


「「「「(…え、さっき言った言葉聞いてなかったの?!)」」」」


「ハァ…。君「千莎!!」の事は名前で呼びたくありません。そして僕のことも名前で呼ばないで下さい。」


「なッ!そんな事言うなよっ!!友達だろ?…そうか照れてんのか?それとも親衛隊の事を気にしてんのか?気にすんなそんな事!!俺は大丈夫だからさっ!親衛隊何か居て大変だな、疲れたろ?俺は気にしないから大丈夫だから、な?」


「は?イヤイヤイヤ…いつ僕は君の友達になったんですか。それと、親衛隊とかそう言う事で僕が君の名前を呼ばないんじゃありません。君が大嫌いだからです。」


「ッな…お、俺のこと好きなくせに、嫌いとか言うな!!き、傷付くだろ?…ぅ、ぐすん…ふぇッ、色ぃ…」


と、転入生は泣き出してしまいました。


「「え〜〜」」


「コレはぁ無いよねぇ〜」


「…え」


「有り得ねぇ」


と生徒会'sは呆れた目で転入生を見る。


「ハァ…。」


――ガタンッ


「おい!!」



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あきゅろす。
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