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蒼乃学園生徒会
11
その後色は直ぐに生徒会室に戻った。


――ガラッ


「あ、しぃちゃんお帰りぃ〜」


「お帰…り」


「「転入生どうだった?面白いヤツだった?」」


「ハァ…ただいま。転入生?もぅ今はそいつの事は一切喋りたくありません。」


「なんだ色、かなり疲れてないか?しかもかなり機嫌悪いだろ」


「本当だぁ〜しぃちゃんどぉしたのぉ?例の転入生くんのせいなのぉ?」


「あぁそうですよ。機嫌は最悪ですよ。あのモジャとは金輪際関わり合いたくありませんね」


「「へぇ〜〜」」
「しぃちゃんが」
「ココまで」
「人を」
「嫌うなんて」
「そいつ」
「何か」
「「面白そ〜〜!!」」


「は?止めといた方が良いですよ。もし、どうしても会いたい関わりたいと思うなら、僕の事を絶対に巻き込まないで下さいね?もぅアレを思い出すだけで虫酸が走りますから」

と、色はにっこりと笑いながら黒いオーラをばんばん出して双子を説き伏せる。


「でももぉしぃちゃん、もぉ巻き込まれちゃってるよねぇ〜。なぁんかぁ〜ものすごぉく面倒な事になりそぉだねぇ〜☆」


「俺、色……守…る」


「「俺達もしぃちゃん守る〜☆!」」


「僕もぉ〜しぃちゃん守ってあげるよぉ〜♪」


「4人とも、ありがとうございます///」


「うわぁ〜しぃちゃんが照れてるぅ〜可愛いいぃ〜〜!!!」


「「カワイィ〜☆」」


「色……かわ、いい」


「ッ!!……て、照れてないですよ」


「し、色。何なら俺様が、お前がどうしてもって言うなら、まっ守ってやっても良いぞ!!」


「イエ、結構です。バ会長、それよりも仕事をして下さい。あなたが今までサボって来た分はほぼ僕が片付けているのです。バ会長がちゃんと自分の仕事をしてくれた方が僕は助かります。なので、こんな休憩ばっかしてないでさっさと仕事をして下さい!」

と色は、会長をバッサリと切り捨てた。


「ぅッ!!」


「バ会長ぉ〜どぉんまぁ〜い☆」


「「バ会長〜不憫〜♪」」


「会長…がんば……れ」


「ああー!!うっせぇー!!!!お前ら黙れ!」


「(?、何が不憫何だ?何を頑張れ何だ?)ハァ…バ会長ほら、さっさと仕事して!!」


「くっそ!!つーか仕事はちゃんとやる、やるから色、お前は俺様がせっかく守ってやるっつってんだから素直に守られとけば良いんだよっ!」


「はいはい、分かりましたよ。護衛よろしくお願いしますね。…と言う事で、仕事しましょうか、バ会長?」


「ハイ…ワカリマシタ。今からやります。」


「あ、そう言えば約束の仕事は終わりましたか?」


「げッ」


「ハァ…その顔は、終わってませんね?」


「ハイ。」




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