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蒼乃学園生徒会

SIDE:色


さて、バ会長に命令されて転入生を迎えにきたはいいけど……

アレ?!

僕は目が悪くなったのかな?
仕事のし過ぎか?
だってアレはないよな、アレは。

髪は黒のもじゃもじゃで、そのもじゃが鼻のところまで伸びてて目は見えないし、黒渕の瓶底眼鏡までかけてやがる。


ありえねぇー。


だいたい僕は元からあぁ言う不潔で目障りな奴は嫌いなんだよね。


あ、何だ?あのモジャ門を登りだしたぞ!うわー止めてー彼処にある石を投げて落としたいっ!!

ハァ、まーさっさと話し掛けて門を登るのだけは止めて貰うか。


『おーい、転入生くん』


『おい、転入生くん』


って気付けよっ!


『おーい、君かい?今日から来る転入生くんは』



「おう!俺が今日から来る転入生だぞ☆」



――ピキッ


って、やっと気付いたのはいいけど、さっきモジャが言ってきた言葉かなり上から目線じゃなかったか?
仮にも僕の方が先輩なんだが。

まぁ仕方ない。
これ以上関わりたくないから、必要事項意外一切しゃべらずにさっさと理事長室に連れて行こう。
そして生徒会室に行って、遥や海達に癒してもらおう。

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あきゅろす。
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