蒼乃学園生徒会
6
どうしてバ会長はいつもいつもこんなにウザいんだろう。
ただ僕はバ会長がサボらずに仕事をしてくれれば、僕の仕事は今よりも格段に減って
楽になで平穏な生活が送れるのにな……
「ハァ…。で?バ会長、理事長に呼び出されて頼まれた用件とは?」
「編入生が明日来るそうだ。だから色、お前が理事長室に案内しろ。仕事終わって退屈していただろう?」
「ハァ、仕方ありませんね。正し、明日僕が編入生を案内して、生徒会室に戻って来るまでに…」
――ドサッ
「、この仕事全て終わらせといて下さいね?」
「はあ?…何だよこの量、有り得ねぇーだろ。」
「良かったねぇ〜バ会長ぅ♪」
「おい双子、お前らも手伝えよ!!」
「「やだね!!」」
「僕たち」
「真面目だから」
「自分の分」
「終わったもん」
「サボり魔」
「バ会長〜」
「はあ?俺様がお願いしてんだ手伝ってくれるよなぁ?」
「うゎぁ〜バ会長ぅそれが人にお願いする態度ぉ?ちゃんと"手伝って下さい、お願いします"って言えよぉ〜☆」
「んざけんなっ!!誰がそんな事っ」
――バンッ
「バ会長、僕達はあなたがサボったせいでこれの3倍以上の量をやったんで・す・が、何か。」
「……ハイ、ワカリマシタ。」
「分かればいいです。分かれば」
――ニコッ
と、色は笑っているが目だけ笑っていないと言う、絶対零度の笑顔を悠(バ会長)に向けた。
「「「「(流石色、怖ぇ〜。黒いものが後ろからバンバンでてるよ。自分じゃなくて会長で良かった〜〜)」」」」
と、その頃他の4人は、其々同じようなことを思っていた。
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