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蒼乃学園生徒会

バーンッ!


突然、生徒会室のドアが今にも壊れてしまうのではないかという勢いで開けられた。


「あ、会長帰ってきたんですか。で?理事長は何て?」


色は、またかと思いつつ、もうすぐしたら壊れるだろうなと思い、その時は絶対に全額会長請求しようと心に決めた。


「あぁ、それなら編入生が明日来るそうだ。しかもあの理事長の甥だ。…て、おい!俺様が仕事してる間お前らは寛いでいるだ、仕事しろ!仕事!」


「はっ、仕事ならとっくに終わってますよ。後は今までサボってたバ会長の分の仕事しか残っていませんよっ。サボってばっかのあなたと一緒にしないでもらえませんか?バ会長」


「っく…!つーかバ会長って言うの止めろ。まるで俺様が馬鹿って言ってるみたいじゃねーか」


「は、あなたは本当の馬鹿のようですね。そのままの意味ですよ、鶏冠頭のサボり魔馬鹿の何様俺様バ会長?」


「なっ…!」


会長は顔を真っ赤にして声を詰まらせた。


「「くっくっくっ……!」」


「うわぁ〜〜!バ会長ぉ顔、真っ赤ぁ」


「バ会長」
「真っ赤」
「馬鹿の」
「バ会長」
「「バ会長〜〜☆」」


「うっせーぞ双子ー!!」


「会…長、バ……カ。」

色の後ろに隠れながら、言った。(でも色よりも海の方が大きいため隠れきれてないが…。)


「おい、海てめぇまで色の後ろに隠れて呟いてんだよっ聞こえてるんだってぇーの!」


「「「あっはっはっはっはっ」」」


「海サイコぅ〜☆」


「「馬鹿のバ会長〜」」

「ああー!!うぜぇーっっお前ら俺様をバ会長とか言うな、会長様と呼べっ!」


「はぁ…。はいはい、で、何て呼べば良かったんでしたっけ?あー確か、会・長・さ・までしたか?それで、さっき迄理事長に呼び出されて編入生がどうとか言っていませんでしたか?」


「ぅ、それはそうだけ「それと、バ会長と呼ばれたくなかったら、さっさと自分のやるべき仕事を他人任せにせずにやってくれませんかねー?そしたら僕はバ会長の事を普通に呼びますが?」……はい、すみません。」



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あきゅろす。
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