蒼乃学園生徒会
3
僕は今蒼乃学園高等部の生徒会室にいる。
何故生徒会室にいるかと言うと、何故か僕が生徒会副会長に選ばれて、今その仕事をしているからだ。
僕には今だに分からない。どうして選ばれたのか。
いや、どうして選ばれたのかは分かるのだけど……
どうして
『抱きたいランキング』
で2位
『抱かれたいランキング』
で4位
となったかだ、知りたいのは。
そぅなのだ、この学園の中等部・高等部の生徒会は其々中等部は中等部、高等部は高等部で
『抱きたい抱かれたいランキング』の選挙を全校生徒で行い、
そのランキングの上位者が、生徒会や風紀委員、そして各委員会の委員長と副委員長をやると言う事になっている。
また生徒会はそれに、成績や家柄なども評価に加えられる。
しかし毎年、そのランキングの上位者になった者は必ずと言っていい程、成績も家柄もトップクラスだった為、問題は差してなかった。
そしてまた今年も然り。
ランキングの上位者は全て成績も家柄もトップクラスであった。
でも何故、何故この中の上位の容姿の僕がランキング上位者になったんでしょうか……。
それも
『抱きたいランキング2位』だなんて……。
何故か知らないが、僕のこの容姿はこの学園限定で、タチにもネコにも人気があるらしい。
またこの学園は容姿がいい人には親衛隊と言うものが出来るらしい。
なんでも、容姿がいい人は、襲われて犯されてしまうことがあるらしい。
その為、そういう事から守る為に親衛隊が出来るらしい。
そして何か知らないうちに僕の親衛隊が出来ていた。
それもかなり大規模なヤツだ。
両方に何故か人気があるらしい僕の親衛隊には、可愛いいチワワくんだけでなく、ゴツいむさ苦しい人達や不良さん達までいた。
その為、出来た当初は一番荒れていた。
だが、友達に協力してもらい穏健派にした。
と言っても最後は僕がキレて何したかよく覚えてないんだけど、キレて纏め挙げたらしい。
後から手伝ってくれた友達に聞いたら、人を殴ったり蹴ったりしたわけじゃないらしい。
1っぱつ僕が壁を殴ったら壁が砕け、その後に笑って何か言ったらしいんだが、その時の僕が悪魔みたいな魔王みたいな閻魔大王みたいなオーラをばんばん出してしまったらしい。
その後直ぐに僕の親衛隊は穏健派の大規模な親衛隊になったらしい。
その時友達に、めちゃくちゃ黒かったと言われた。
ひどいですよねー、僕の事を黒いって言うなんてー
【prev*】【next#】
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!