小説2 第十節 「ファイストはともかく、イヴは大丈夫なのか?」 「無理はしない。約束する。」 2人はどうやらついて行くつもりらしい。 「さて、君達はどうする?」 最初にバズが応えた。 「俺はついて行く! 師匠だって行くんだから、俺だって行く!!」 …大丈夫なのか? 「…そうか。」 バズの意見にリガスさんは意外なほどあっさり賛成した。 「良いんですか?」 「言ったところで、どうせ意見は変えんだろう。昔のファイストも似たような性格だったからな。こういう人間の扱いは慣れているつもりだ。」 「はぁ…」 「で、君はどうする気だ?」 [*前へ][次へ#] [戻る] |