小説2 第七節 「こんなぐれえで…たじろいでんじゃねえ!!」 「!!」 口から橙の光…!! あの攻撃が来る!! 「させないよ!!」 ビーナが横から俺の前に立ち、吹雪を真っ直ぐに発射した。 ビーナは攻撃を相殺させた。 その時に起こった爆発と同時に、そこに居た全員が、相手と距離を取った。 「やるじゃねえか。やっぱ戦いってのは、こうでなくちゃなぁ!!」 デモルは右の拳に力をためる。 「消し飛べやぁぁ!!」 あの攻撃だ。 「レン!! ビーナ!!」 リガスさんの合図と共に、デモルのあの攻撃に自分の能力をぶつけた。 何とか相殺できた。 しかし、相殺による爆発に紛れて、ジエルが現れた。 口から漏れているのは、真っ白な霧だった。 「まさか!!」 その後すぐに、指を鳴らす音が聞こえた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |