小説1-V 第二節 ――― レイ達は昨日と同様、トーナメントを見ていた。 決勝の試合が終わり、チャレンジマッチの時間となる。 “さぁ、今日のチャレンジャーは!?” 少し時間が経過した後、手が上がった。 “出たぁー!! 挑戦者登場!!” 司会者がそう言った瞬間にコロシアムを囲む金網、司会者部屋のある側に“Here comes a new challenger!!”という光る文字が現れた。 「おい、あの文字って光の力でできてる…」 「ほ、本当だ…いや、それよりも…」 「あぁ、チャレンジマッチの詳細がわかるな。」 挑戦者の男は身長と体格共に並程度で、武器は槍。 「どうやら戦士みたいだな。」 “さぁ、今宵のチャレンジマッチはどんなドラマを見せてくれるのか!!” [*前へ][次へ#] [戻る] |