小説1-V
第十節
「ほう。鋭いな、娘。我らがキングの目的は、その男の力だ…!!」
「うぐぁ…!!」
ゼクノスが檻の外からレイに火の力を注入する。
「奴ら、何をする気だ…!?」
「何でもいい!! 黙らせろ!!」
仲間達がゼクノスに走る。
「おっと、させんよ。」
ピューリアスが指を鳴らすと、天井が開き、上から複数の魔物が下りてきた。
「!?」
「諸君らの相手は、この魔物達だ。」
不意を突かれた仲間達は、魔物達からの攻撃を受けてしまう。
「皆!!」
「檻に閉じ込めた男以外に用はない。まとめて始末しろ!!」
魔物は咆哮し、仲間達に襲いかかる。
「さぁ、プレゼントよ!!」
ヴェインヌが魔物達に闇の力を発した。
「!?」
魔物達は闇の力を浴び、己の力を強大にしていく。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!