小説1-V 第六節 ――― レイ達は早速王宮に乗り込むことにした。 入り口には、見張りの兵が2人居る。 「おい、何だお前達は。一般の者の立ち入りは…!?」 レイドとラムドが、見張りの兵2人の頭をそれぞれ掴む。 「うるせえよ。」 「黙っていろ。」 レイドはそのまま見張りの兵士を凍り付かせ、ラムドは兵士に放電した。 レイドとラムドは同時に見張りの兵2人を投げ捨て、レイ達は王宮内に入っていく。 「あれは大丈夫なのか…?」 「死んじゃあいねえよ。」 「本当に?」 「多分な。」 「…」 ゼンは黙り込むしかなかった。 「おうおう、今回は派手に入場するのか!!」 「あぁ。手段を選ぶ時間もない。」 「良いじゃねえか。俺はそっちの方が好きだぜ!!」 [*前へ][次へ#] [戻る] |