小説1-V
第一節
大陸の東側へ進む為、4人の戦士と戦って鍵を集めていたレイ一行。
最後の戦士サルトにソイラが勝利し、遂に4つの鍵全てが揃うのだった。
レイ達は今、あの大きな扉があった山岳地帯に来ている。
「見えてきたな。あれだ。」
レイ達は東側へと続くと言われる巨大な扉に到着した。
「…よし、鍵穴は4つ。」
「鍵も丁度4つ。」
「じゃあ、開けてくれ。」
サマイル、ネル、ラルス、ソイラの4人が鍵穴に鍵を差し込み、回す。
ガチャンと何かが外れる音が聞こえたと思ったら、今度はガゴンと大きく低い音が鳴り響く。
「開くぞ…」
巨大な扉が徐々に開いていく。
「この先に何があるんだろう…」
「わからん…だが、奴らの本拠地なのは間違いないだろう。」
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