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小説1-V
第十節
「でもそんなの、関係ない!!」

ソイラは再びサルトに向かって走る。



初手の攻撃は左の肘打ち、そのまま立て続けに右拳のアッパーカットを繰り出す。

サルトはその2連撃を躱し、落ち着いた表情を見せる。



「!?」

その一瞬、ソイラはアッパーカットを繰り出して上に伸びた右腕を瞬時に畳むように、右の肘打ちを放った。

「ガッ…ハァ…!!」

よろめいたサルトにソイラは続けて左の膝蹴りを当てる。

着地したソイラは仰け反って数歩下がるサルト目掛けて回し蹴りを放った。



「うあぁ!!」

サルトはぶっ飛ばされ、そのまま壁に叩きつけられる。

「燃え尽きろぉぉ!!」

ソイラは一直線の炎をサルト目掛けて放った。



サルトはすぐに復帰し、能力を練る。

「いけ…!!」

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あきゅろす。
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