小説1-V
第一節
大陸東側に向かう為に、鍵を持つ4人の戦士と戦うことにしたレイ一行。
現在戦士4人の内3人を倒し、いよいよ最後の戦士が居るという塔へと向かう。
現在レイ達は、草原を歩いている。
時刻は夕方となっており、辺りは西日に照らされていた。
風によって揺れる草の音にレイ達は包まれる。
雲の隙間から差し込んでくる真っ赤な夕日に、レイ達は時々見とれていた。
「何か綺麗な所だねー。」
「何を悠長な…どんどん向かい風が強くなっているぞ…!!」
最初の頃は微風だったが、風は徐々に強くなり、今は歩く事自体に支障を来す程に強く吹き付けてくる。
「皆、集まって。私の後ろに。」
ネルが前に出て、能力を前方に展開した。
向かい風が緩和され、レイ達はまともに歩けるようになった。
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