小説1-V
第六節
「戦ってる相手を褒めるなんて、どういう神経してるんだか。」
「そう?」
「そうだよ!!」
ワスプルは溶岩を操り、塊を作る。
それを炎の爆発によって大砲の如く放った。
「!?」
溶岩の打ち出されたスピードに戸惑うラルスは、すぐに水の力を2つ形成し、片方を向かってくる溶岩に飛ばす。
そして、もう片方で盾を作る。
飛ばした水の力を溶岩が通り、勢いが弱まった溶岩を水の盾で防いだ。
「こっちの番だよ!!」
ラルスは空中に漂う複数の水を出現させ、その水に高圧をかける。
それにより水のレーザーを連射し、ワスプルを攻撃した。
「甘いよ!!」
ワスプルは水のレーザーの先で炎を爆発させてレーザーを無理やり止める。
「そんなんじゃ僕は倒せないよ。」
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