小説1-V
第一節
大陸東側に向かう為に、鍵を持つ4人の戦士と戦うことにしたレイ一行。
サマイルに続き、ネルが戦士の1人サオウを倒し、鍵を手に入れてレイ一行は先を目指す。
現在、レイ達は山道を歩いていた。
切り立った崖が周りにチラホラと見え、植物は一切見当たらない。
自分達が起てる音以外は、地面の土と砂を踏む音と風の音しか聞こえない。
「洞窟はそろそろか…」
「これまでの2人は地と水だったから…」
「4人の戦士が基本属性の4つそれぞれを持っているとしたら、残るは火と風だな。」
「あ、見えてきた。あれかな?」
目の前の絶壁に、ぽっかりと洞窟が開いている。
ラムドが地図と現在地を照らし合わせる。
「間違いない。ここだな。」
[次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!