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小説1-V
第四節
「私かぁ…直接戦うのは苦手なんだけど。」

「へっ、そんなやべえ武器持っておいてよく言うぜ。それにお前自身からも、攻撃的な"尖った強さ"を感じるしな。」

「…!!」

ネルは、自分の武器の強さを見抜かれていたことに驚いていた。



「どうしてわかったの…?」

「お前は俺が指名する前からその短剣をさりげなくだが見ていた。頼りにしてるかのようにな。だが、武器に向けてる目自体は信頼と心配が半分半分な感じだった。なら、その武器がやべえ強さだが扱いづらい物なんだって考えりゃあ納得がいく。」

「案外、鋭いのね。」

「んなことより、さっさと始めようぜ。」

「それもそうね。」

ネルは短剣を抜き、構える。

サオウも左足を前に出して右足を後ろに下げ、体重を後ろに預ける。



「ネル=ミィレイ。よろしく。」

「サオウ=アカツキ。来い!!」

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あきゅろす。
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