小説1-V
第三節
レイ達は麓の街まで戻り、何組かに分かれて情報を集めていた。
「戦士?」
「えぇ。何か以前に鍵をかけた時は4人の戦士が関わったみたいですよ。扉の先に王宮とかがあるって話ですし、その戦士が鍵の番でもしてるんじゃないですか?」
「その戦士はどこに?」
「えーっと、大陸西側の北東にある岩山とその対角線の方向にある塔に居るっていうのは覚えてるんですけど…」
「いえ、十分です。ありがとうございます。」
ネルは一礼し、その場を後にした。
ネルは街の広場で仲間達に合流し、この事を話す。
「その話なら俺も聞いたぞ。俺が聞いた場所は大陸西側中央のやや東寄りにある滝とそこから南下した場所の洞窟だったが。」
「じゃあその2つとネルが言った2つを合わせた4ヶ所に行けば良いわけか。」
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