小説1-V
第九節
魔物は今乗っている岩を足で掴み、それを足で投げ飛ばして相殺する。
「フン!! まだまだあるわよ!!」
ソイラは連続で5つの岩石を魔物目掛けて蹴り飛ばす。
「キシャアアァ!!」
魔物は最初の1つを跳び越え、続けて来る2つ目と3つ目を足場にしてさらに跳ぶ。
そして4つ目と5つ目をキャッチし、そのままソイラ目掛けて投げ飛ばした。
「うっそ!?」
「ソイラさん、伏せてー!!」
ラルスが巨大な水の柱を飛んでくる岩石目掛けて勢いよく落とし、岩石の攻撃を阻止した。
「フレイヤ!!」
レイドが合図すると、フレイヤが吹雪を巻き起こし、水の柱を凍らせて氷の柱にする。
「ネル!!」
「オッケー!!」
ネルは風の力を強くため、解き放った。
風の力が氷の柱を浮かせ、操り始めた。
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