小説1-V
第八節
「何だこの野郎は!?」
「何だっていい!! 黙らせるぞ!!」
ガァンが自分の斧を巨大化させると、魔物は標的をガァンに定めて再び一直線に突撃してきた。
「来るか!!」
ガァンは斧で魔物の突撃を受け止める。
数メートル程押されるが、ガァンはどうにか止まった。
そのままガァンは強引に魔物を地面に叩きつけた。
「逝っちまいな!!」
ガァンは斧を魔物目掛けて思い切り振り下ろす。
「!?」
魔物は両足を持ち上げ、ガァンの斧を足で白刃取りする。
魔物は斧を突き放し、バック転で離れる。
最後に宙返りをし、岩の上に着地した。
「どりゃあ!!」
ソイラが炎を真上に噴射させ、近くにあった岩をいくつか空中に飛ばす。
「食らえぇ!!」
ソイラは岩石を魔物目掛けて蹴り飛ばした。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!